さつまさんのイラストまとめ

『ねこだまり(2)』読んだ。一人暮らしの女性と同居する違った個性を持った3匹の猫の生活を描いた猫物。猫飼いならではの日常の中の些細な猫事象に関する描写が面白くかつ可愛い。基本飼い主視点だが他に人間が出てこないスタイルで、かつたまに猫視点話が挟まるのも箸休め的な良い構成。

『私のおっとり旦那 ～はじまる凸凹夫婦生活～』読んだ。ネガティブな作者とおっとりな旦那、正反対な夫婦の生活を描いたフルカラーエッセイ。ほっこりとシビアなエピソードが同居しつつ最終的には旦那の包容力に包まれる安心感。お互いを尊重し合い支え合う理想的な夫婦の姿だなぁ。オススメ。

『その着せ替え人形は恋をする(3)』読んだ。雛人形を愛する少年と彼にコスプレ衣装作成を依頼する少女を描くコスプレラブコメ。ギャルでオタクのヒロインはやや都合良すぎる感もある設定だがサバサバデレデレで可愛い。コスプレ関係の解説もそれなりにしっかり。オススメ。

『ワンダンス(1)』読んだ。周りに合わせがちな少年と言語以外での表現力が豊かな少女を主人公にした高校ダンス部物。コマ送りやカメラワーク、陰影強めな動線表現などを存分に活用したダンスシーンは迫力がある。主人公が吃音症でそれが個性として周りに受け入れられているイーブンな雰囲気も良い。

『極主夫道(3)』読んだ。元ヤクザの強面過ぎる主夫の男を主人公にしたコメディ。画面の迫力と勢い、加えて畳みかけるようなテンポの良さでアホらしい展開をねじ込んでくるコメディ腕力凄まじい。とにかく読みやすい作品でストレスフリーで読めるのも嬉しい。オススメ。

『メタモルフォーゼの縁側(3)』読んだ。75歳にしてBL漫画にハマった老婦人とBL好き女子高生との交流を描いた作品。思春期と老年期という全く異なる二人の姿が現実感たっぷりに描写されており、交わらないはずの二人をBLが繋ぐという構成の特異さに改めて感心させられる。すごくオススメ。

『いそあそび(3)（完）』読んだ。海沿いの田舎町に移り住んだ没落貴族の少女が磯で取れる食料で半自給自足生活をする物語の完結巻。ラストはややバタバタながらも、作品のコンセプトは保ったままキャラクタの関係性やストーリーにしっかり区切りをつけて綺麗にフィナーレ。良い漫画でした。オススメ。

『可愛いだけじゃない式守さん(1)』読んだ。普段は可愛いけど時折見せるしぐさや表情がイケメンな少女とその娘の彼氏とのやり取りを描く作品。各話最後にヒロインのキメ顔コマが入る構成。表情だけでなくファッションも含めてヒロイン魅力的。ワンパターンになりそうな設定をどう広げていってくれるか

『むとうとさとう(1)』読んだ。男勝りな女子と女子力高い男子、お互いに憧れ合う二人の噛み合わないやり取りを描いたコメディ。リアクション大きくて表情豊かなヒロイン可愛い。丸っこい絵柄も可愛い。掛け合いのテンポも軽快で読みやすい良いコメディ。