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『かくしごと(6)』読んだ。漫画家であることを娘に必死で隠す父親が主人公の漫画家コメディ。久米田先生らしい自虐混じりで皮肉たっぷりなギャグスタイルが特徴的。事実かどうかはわからないけど、出版社パーティや年末進行など、漫画家の実態についての描写は興味深いなーと思う。
『やまだはるか短編集 うもれてきえた』読んだ。17歳の高校生漫画家が描くバリエーション豊かな短編集。舞台設定やキャラクタの個性、物語構成など、収録されている5作品でそれぞれ毛色が異なっており、アイディアの豊富さが伺える。荒い部分もあるが今後に期待な作家さん。
『BEASTARS(8)』読んだ。草食と肉食の獣人達が共存する学園を舞台にしたアニマルサスペンス。圧倒的オリジナリティに溢れた世界観は話が進むごとに深みを増していく。また、毎巻違った色を見せてくれる本作、今回は裏市シーンが多めでハードボイルドな雰囲気が大変良い。オススメ。
『メタモルフォーゼの縁側(1)』読んだ。75歳にして初めて触れたBL漫画の虜となった老婦人と本屋務めのBL好き女子高生との交流を描いた作品。描きたかったであろうテーマが複数あるように見え、それらのテーマが奇抜な設定の中にかっちり納まっている。素晴らしい物語の構成力。オススメ。
『あなたを大人にする〇つのこと』読んだ。耳年魔で大人ぶりたがってるお子ちゃま中学生女子とその後輩の小学生女子が主人公の下ネタコメディ。絵柄の可愛さは良い。小学生女子に許される範囲のアホ下ネタはちょっと空回りしており読者置いていかれ気味。
『アダムとイブの楽園追放されたけど…(1)』読んだ。楽園を追われ、初めての子育てに悪戦苦闘するアダムとイブをコミカルに描いたコメディ。宮崎夏次系先生久々の新作。画面も空気感も適度に「抜けている」夏次系作品の魅力は健在。同時収録の読み切りも素晴らしい。オススメ。
『隣のチャイナさん(1)』読んだ。職場の同僚である中国人女性の生態を描いたエッセイコミック。異文化紹介ジャンルではあるが横長4コマ形式かつコメディ的な過剰演出が強くネタ密度薄め。キャラネタで押すにしても登場人物の個性が弱い。
『かすみ草とツマ』読んだ。知的障害を持つ弟との幼少期から今に至るまでのエピソードを明るく楽しく描いたエッセイ漫画。健常者と違う部分もありのまま受け入れて仲の良い姉弟として生活してきた様子が作品から伝わってくる。窓ハルカ作品なのでテンポが独特で読みにくさはあるが、良作。
『CANDY&CIGARETTES(3)』読んだ。凄腕の殺し屋少女とそのボディーガードを務める老人を描いたクライムアクション。幼い少女が躍動する派手で爽快な戦闘シーンが魅力的。やや大味なストーリー展開だが、物語に動きがあり単調でないのも良い。
『タイガー&マリア』読んだ。素面の時には内気で清楚だけど、お酒が入ると人が変わって手が付けられなくなる女性が主人公の作品。設定が良く、二面性を持つ主人公女性の魅力を上手く描いている。作画はちょっと拙い面もあるが丁寧。単巻で終わるのは少し惜しい題材。