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『ダーウィン事変(5)』読んだ。人間とチンパンジーの間に生まれた「ヒューマンジー」の少年が主人公の物語。精緻な作画やロジカルな掛け合い、現実のアメリカ社会要素の組み込みなどで高いリアリティが演出されている。ストーリーの大きく動いており緊迫感のある展開が続く。すごくオススメ。
『夏・ユートピアノ』読んだ。ピアノの調律師の女性とピアニストを親に持つもう一人の女性との交流を描く物語。2本収録されている中編のうち、四季大賞受賞の『あさがくる』が秀逸。二人の少女のユニークな関係性や繊細で複雑な感情が情緒的な表現も交えて見事に描かれている。オススメ。
『紛争でしたら八田まで(12)』読んだ。世界中の紛争地に赴き問題を解決する地政学コンサルタントの女性を描いた作品。ウクライナ侵攻や台湾有事など、新しい国際情勢トピックをタイムリーに取り上げてくれている。各国の文化や人々の性質、社会情勢に関する描写も相変わらず丁寧。オススメ。
『その着せ替え人形は恋をする(11)』読んだ。人形職人を目指す少年と彼にコスプレ衣装作成を依頼するオタクギャルを描くラブコメディ。大人になってもオタク趣味を続ける話や推しに対するクソデカ感情など、コスプレに限らずオタク趣味全般で普遍的なネタを共感性高く描いてくれている。
『乙女怪獣キャラメリゼ(7)』読んだ。感情が高ぶると身体が変化し大怪獣になってしまう少女の恋を描いたラブコメディ。少女漫画と怪獣物というミスマッチな二つの要素をミックスしているところがユニークな作品なので、少女漫画部分が薄くなってきたストーリーはやや物足りなく感じる。
『異世界おじさん(9)』読んだ。異世界生活から現代に帰還した30代中盤のSEGA狂い男性を描いたコメディ。メガドライブミニ2でエイリアンソルジャーをプレイする特別編が本作の初期っぽい雰囲気で楽しかった。ファンタジー本編でも異世界に微妙に馴染めないおじさんの奇行が面白い。
『ONE PIECE(57)~(60)』読んだ。「ひとつなぎの大秘宝」を求めて大海原を旅する麦わら海賊団の冒険を描く物語。マリンフォード編は混戦で情報量が多すぎたりエースの最後は腑に落ちなかったりするけど、世代交代と黒ひげの台頭という重要な分岐点としては上手く描けている。オススメ。
『ONE PIECE(53)~(56)』読んだ。「ひとつなぎの大秘宝」を求めて大海原を旅する麦わら海賊団の冒険を描く物語。インペルダウン編は過去キャラが再登場しながら仲間に加わっていくストーリー展開が上手くできている。バギーとボンクレー、ミスタースリーの三人が特に良い働きをしている。オススメ。
『ONE PIECE(49)~(52)』読んだ。「ひとつなぎの大秘宝」を求めて大海原を旅する麦わら海賊団の冒険を描く物語。シャボンディ諸島編は新キャラがバンバン登場して楽しい。そんな麦わら一味含めたルーキー達が黄猿やパシフィスタになすすべなく敗れていく展開も予想外で面白い。オススメ。
『宇宙の音楽(1)』読んだ。トランペット奏者を親に持つ喘息持ちの少年が高校の吹奏楽部で新たな夢を追いかける物語。青春再生ストーリーの爽やかさや不器用ながら味のあるキャラクタ達、チャレンジングな画面表現など、瑞々しい魅力がある。吹奏楽という題材への愛も随所に感じとれる。オススメ。