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『つむぐと恋になるふたり(2)』読んだ。融通が利かないぼっち少女と彼女と同居することになった漫画家の少年との関係を描く物語。友情か恋かで思い悩む主人公など少女漫画として非常にオーソドックスなストーリーで目新しさはないが安心感はある。決めシーンのシチュエーション破壊力は流石。
『イジめてごっこ。(3)』読んだ。重度の被虐願望がある女性と特にSっ気のない男性のカップルがSM関係を始める物語。大真面目にSMに取り組む主人公二人をシュールギャグ風に描きつつ、健全なSM関係のあり方を丁寧に描いている。サブヒロインも含めた三人の関係性もユニーク。オススメ。
『オオカミくんは早川さんに勝てない(2)(完)』読んだ。オオカミの姿に変身できる少年と普段は彼を小馬鹿にする動物好き少女を描くラブコメディ。違和感と愛情、背徳感と友好の間で揺れ動く主人公達の心理を上手く描いていた。可愛らしい絵柄やアップテンポなコメディも楽しい作品だった。オススメ。
『逃げ上手の若君(7)』読んだ。生きる英雄と殺す英雄、北条時行と足利尊氏の生死を賭けた鬼ごっこを描く物語。敵味方ともに役者が出揃い、主人公達の反撃が始まる雰囲気で否応なしに盛り上がる。灰汁の強いキャラクタと真っすぐなストーリーを両立させるバランス感覚素晴らしい。すごくオススメ。
『マリッジトキシン(1)』読んだ。毒使いの殺し屋と結婚詐欺師の女性がひょんなことからコンビを組んで婚活をする物語。普通は相容れなさそうな殺し屋と婚活という要素を掛け合わせた設定が面白い。安定感のある作画や記号的な個性を強調されたキャラクタ設定なんかも良い。オススメ。
『Thisコミュニケーション(7)』読んだ。残酷非道な軍人の男と特殊な特性を持つ6人の少女達が人類の敵である怪物と戦う物語。主人公の残虐行為にまだ引き出しがあるのかと変に感心させられる。決めシーンや重要なセリフを演出するためのストーリーの作り方にも拘りを感じる。オススメ。
『紫雲寺家の子供たち(1)』読んだ。5人の姉妹に振り回される7人兄弟の長男を中心にしたラブコメディ。魅力的な複数ヒロインから主人公が好意を向けられる構図はオーソドックスなハーレムラブコメではあるが、複雑な家庭環境やそれに付随した葛藤や背徳感が作品に個性を与えている。
『呪術廻戦(20)』読んだ。社会に潜んだ呪いを祓う呪術師達と呪霊との戦いを描く物語。相変わらず作中の呪力に関するルールは理解しにくいが、単純なバトル物としては立体的な殺陣シーンやダイナミックな呪術など爽快感はある。敵キャラが突然登場してすぐに退場していくのはちょっと気になる。
『とりま、風呂いかね?(2)』読んだ。家業を嫌う銭湯を営む家庭の娘と大手スーパー銭湯チェーンの令嬢が主人公の風呂コメディ。1巻終盤からのSF展開が加速し、銭湯立て直し展開とタイムリープが入り乱れるカオスなストーリーになっている。どんどんニッチな方向に突き進んでいく雰囲気。
2022年7月のオススメ新刊漫画その3
『好き好きだいちゅきつよつよソード(1)/ノッツ』
『生活保護特区を出よ。(1)(2)/まどめクレテック』
『1年1組 うちのクラスの女子がヤバい/衿沢世衣子』