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『Bowing! ボウイング(4)』読んだ。スランプ中の天才バイオリニストの少女と感性豊かな少年を描く弦楽アンサンブル物語。これまでのストーリーを土台に真っすぐな展開をエモーショナルな演出で描いてくれており心揺さぶられる。少年少女の成長物語として正統派で力強い。オススメ。
『【推しの子】(7)』読んだ。人気アイドルの隠し子である双子の兄妹がそれぞれの方法で母の足跡をたどる芸能界物語。本作全体における大きなターニングポイントはあったがまだまだ二転三転してきそうな雰囲気。今は個別に動いている主人公二人の物語がどこかで上手く結びついていく展開に期待したい。
『カナカナ(3)』読んだ。TVドラマ化も発表された、他人の心が読める少女とピュアな心を持った強面男性との生活を描く物語。テレパシー少女の苦悩が周囲の人々との交流の中で少しずつ解決されていく様子はほっこり心が温かくなる。コメディや言語センスも西森作品らしくて安定感がある。
『かけこみ!シェアハウス(1)』読んだ。辛い出来事をきっかけに仕事を休んで離島のシェアハウスで暮らし始めた女性を描く物語。大げさな演出が目につく部分もあるが、個性的なキャラクタ達と彼女らを引き立てようとするエピソードを組もうとする意図は感じ取れる。作画の弱さはちょっと気になる。
『しかのこのこのここしたんたん(3)』読んだ。元ヤンの優等生女子と鹿の角の生えた不思議な女子との交流を描いたコメディ。美少女とコメディデフォルメ作画の安定感は高くキャラクタは可愛い。コメディ的には不条理ギャグにきっちりツッコミを入れていくハイテンションなスタイル。
『セレブるカップル(1)』読んだ。本当は庶民的な価値観だけどセレブを偽り合うカップルを描いたコメディ。庶民的な行動のあるあるや想像力が貧困なセレブ観などのネタはわかりやすくはあるが、下ネタ中心にちょっとワンパターンな印象。題材の割に作画が弱いのもちょっと気になる。
『矢野くんの普通の日々(2)』読んだ。不幸体質でいつも怪我だらけの男子高校生と彼が気になる女子を描くラブコメディ。主人公を中心に変な連帯感で結託するクラスの雰囲気が面白い。無知すぎる主人公が恋愛という未知の感情を段階を踏んで認識していくストーリーもラブコメとしてユニーク。オススメ。
『とりま、風呂いかね?(1)』読んだ。家業を嫌う銭湯を営む家庭の娘と大手スーパー銭湯チェーンの令嬢が主人公の風呂コメディ。舞台である銭湯がリスペクト含めて魅力的に描かれている。個性の異なる主人公二人のキャラクタも良い。ぶっ飛んだSF設定をどう料理してくれるか楽しみ。オススメ。
『SANDA(2)』読んだ。超少子高齢化が進む日本を舞台に中学生の少年少女が行方不明のクラスメイトを探す物語。子供が過剰に保護および管理される歪んだ社会構造が徐々に明らかになってきた。非常にユニークな世界観。毎話読者を驚かせる仕掛けが入ったお話の作り方も板垣先生らしい。オススメ。
『古オタクの恋わずらい(1)』読んだ。1995年を舞台にオタク趣味と現実の恋の間で揺れ動く少女を描いた物語。当時のオタクカルチャーが実際に経験してきた人間ならではの解像度で描かれており興味深い内容。キャラクタ達も個性的な面々で、特にハイテンションに空回る主人公が滑稽で面白い。