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『事情を知らない転校生がグイグイくる。(4)』読んだ。クラスでハブられる女子と彼女にグイグイくる転校生男子が主人公のラブコメディ。主役二人の掛け合いは相変わらず可愛いし、高田くんの影響で西村さんが少しずつ周りと打ち解けてるの良い。シンプルながら力強いストーリー構成。
『スナックバス江(5)』読んだ。老婆とチーママが切り盛りする場末のスナックを舞台にしたゲスギャグ漫画。主に30代男性をターゲットにしていそうなピンポイントに共感性の高いネタ選びや切れ味鋭いツッコミ、畳みかけるようなネタの応酬がゲスで強い。ゲスだからこその楽しさ。オススメ。
『アスペル・カノジョ(5)』読んだ。同人描きの男のもとに転がり込んできたアスペルガー症候群の女性を描いた作品。斉藤さんが様々な経験を経て成長していく姿は読者としても喜ばしいし、献身的に粘り強く彼女に接し続けてきた横井さんと共に二人で幸せになって欲しい。ただ、まだまだ道は険しそう。
『マンガに、編集って必要ですか?(2)』読んだ。パッとしない中年男性漫画家と新人担当編集女性とのやり取りを描いた作品。前巻引きに対する真相、すんなり行き過ぎてやや思うところもあるが、まだ伏線がありそうなので様子見。ちょっと人と感覚がずれているが情熱溢れるヒロインは引き続き魅力的。
『かげきしょうじょ!!(8)』読んだ。女性だけで構成された名門歌劇団の養成機関である音楽学校を舞台にした物語。「失敗しても何度でも蘇る」のセリフは「呪いの言葉」と同様に本作の中核テーマの一つ。リフレインされるそれらテーマを通して少女達の強さと気高さが描かれている。すごくオススメ。
『チェンソーマン(4)』読んだ。チェンソーの悪魔と同化した楽天家な男と悪魔との戦いを描いたダークファンタジー。ダイナミックに読者の予想を裏切るストーリーやトリッキーなキャラクタの行動などぐいぐい引き込んでくる藤本タツキワールド。1巻先の展開も全く予想できず大変楽しい。すごくオススメ。
『三日月のドラゴン(1)』読んだ。勇気と正義感を秘めたいじめられっ子の少年が空手と出会い成長していく物語。長尾謙一郎先生の従来のシュールな作風からは想像ができない真っ当なストーリーにびっくりしたが意外としっくりきている不思議。主人公の正義感や強くなることへの高揚が伝わってきて良い。
『筆とあいつがいればいい。』読んだ。美術な苦手なオシャレ女子と彼女に取りついた葛飾北斎の亡霊とのコンビを描いた物語。迫力ある絵画描写に加えて、やわらかい印象の人物作画もユニークで画面が大変魅力的。ストーリーも少女の変化を丁寧に描いていただけにぶつ切りなラストは残念。オススメ。
『ライト姉妹(1)』読んだ。会社を辞めた無職の姉が引きこもりの中学生妹をライトノベル作家に育成しようと試みるコメディ。ダメ人間の妹のダメっぷりと、そんな妹をなじりながら指導する姉のスパルタっぷりが面白おかしい。谷川ニコ先生お得意の黒歴史ストーリーも切れ味鋭い。すごくオススメ。
『凪のお暇(6)』読んだ。空気を読み過ぎる自分に嫌気がさして、仕事を辞めて人間関係も全て切ったアラサー女性の無職生活を描いた作品。主人公の母親に対する植え付けられた対応などネガティブな心理描写巧み。特に今巻の主人公母親の自分の境遇に対する絶望感は胸が苦しくなる。救いはあるのか。