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@tabigaras95820 望「…難しいですよね、最低な自分を変えるって」
「でも…優奈さんと出会えて、僕は少しだけ自分を変えたいと思いました」
「そして…ゴウさんに出会えたから、もう少し強くなりたいって思えたんです」
パラサイトコネクターが浮き出た右手を開き、握り締める。
@tabigaras95820 望「何より…彼の理不尽への怒りと、救えなかった悲しみ、そして、救いたいという想いには嘘が無かった。僕はそう感じたんです」
「…いつか、彼と戦う時は来るかも知れませんけど。それは善悪の関係がない、お互いに譲れない物の為の戦いになると思います」
@tabigaras95820 望「…あの時、レヴァイアは僕の願いに応えてくれましたから」
「それに…〈ディープ・サーバー〉の中で、僕は彼の事を知ったんです。彼は…自分達をあの虚無に堕とした人間と世界を恨んでいた」
「でも、それだけじゃなかった。命を救えなかった事を後悔してきた。理不尽な運命に抗おうとしてきた」
@tabigaras95820 静治「…それは彼の行動次第です。人の信用っていうのは、行動で証を立てるしかない…融通の効かない物なので」
「ただ、警視庁も変わろうとしているのは間違いありません。今までと同じにならない様に、最善を尽くします」
@tabigaras95820 静治「少年達が戻って来た時、居場所が無きゃ意味が無いんだ。俺達だって、胸を張って迎えてやれないだろう」
「…何より、大人が責任を果たせなきゃ格好付かないでしょ。あの少年だって、自分の手で決着を付けようしてんだ」
「───自分の過ちを、自分の手で終わらせる為に。皆が同じなんだよ」
@DBrh2m5UoTywy5O 望「…はい。勇奈は必ず助けます。もちろん、優奈さんも」
静治「気合いは十分みたいだな。こりゃあ、俺達も負けてられないねぇ…!」
有理沙「うむ。最後はきっちりと締めて、大団円といこうか!」
各々が出撃の準備を始める。全てを救い、平穏へと帰る為に…。
@tabigaras95820 ゴウを抱き寄せるシホを見て、鋭い眼光を収める様に眼鏡をかけ直す静治。
静治「…何回、助けを求める声を届けようとしただろう。何度、悪くないと分かってた子達に手を伸ばしただろう」
「でも…俺達のやった事への答えは、何時も決まっていた」
「───”何を期待していたんだ?”ってな」