//=time() ?>
#マシロ先生の事件簿
「虚しい勝利だった……」
「人に特殊プレイを強いておいてぬけぬけと……」
「お前が盛大に自爆したんだろうが」
「ぐぬぬぬぬぬ」
#マシロ先生の事件簿
(掃除のアルバイト、と言われていた先はスケバンどもの巣窟だった。まあ確かに、生徒会未登録の不良生徒なんて社会のゴミではあるのだが……)
#マシロ先生の事件簿
(星を見せたい、とヤツは言った。小さな遊園地の、一番空に近い場所。ヤツが見上げる空の星が、ヤツが守った平和の灯火が、私たちを出迎える。私たちはただ無言で、その光を瞳に捉え続けた)
#マシロ先生の事件簿
(同じ高さから見る横顔は、びっくりするほどあどけなくて。それでいて、夜明けの光のように穏やかだった。いつもはしゃいでみせる彼女の柔らかな笑み。初めて見る顔だった)
#マシロ先生の事件簿
「そうは言うがな伊原木。私、そんなにお前さんを振り回してるか?」
「自覚もないんだから。どうせセリナ先輩にもレイサにもフクカ……早瀬さんにもそんな感じなんでしょ?」
「待て待て。お前さんの中の私はどうなってるんだ」
#マシロ先生の事件簿
(隠し扉の先にあったのは、ダンジョンよりもタチの悪い魔物の巣……盗品を商う闇オークションだった。そのオークショニアは──銅田。怪盗殿の言っていることが、俄かに真実味を帯びてきた)
#マシロ先生の事件簿
「申谷のやり口は卑劣だが、人を傷つけることはしなかった。狐面の女も、表立って手を出したわけではない。──連中には連中の仁義があるんじゃないか、と思ってな」
#マシロ先生の事件簿
「へいへい。おはようさん、ミス・ゼロセブン」
「ぜろせぶん?」
「美甘にバレてもいいように、室か……トリニトロトルエン星のプリンセスに知恵を借りてな。お前さんは美甘直属の影武者の一人、ってわけ。ちなみに私はゼロファイブな」
「ネル先輩の影……なんかそれっぽい!」
#マシロ先生の事件簿
(銅田というパグ種の紳士が、才羽姉を美甘と間違えたまま、C&C宛の任務を依頼した。才羽姉の安請け合いに巻き込まれた私とゲーム開発部は、メイド服に身を包み、怪しげな依頼人の仕事を受けることになってしまったのだ)
#マシロ先生の事件簿
「あのさ静山。同じ名前のよしみで聞くけど、あれでも『テンション高いですね』で済ませていいものなの?」
「いいものですよ? シュガーラッシュのライブに比べればまだ穏当な方です」
「……栗村には聞かせられないから、この場で忘れていいか?」