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タムさんは話が止まらなかった。
「私達は、
光でありエネルギーやから、
つねに波動を生んでいる。
つまり宇宙の創造主や。
次元上昇のために、
波動を上げましょう。
とよく聞くけど、
波動を上げるには、
見た目、
お金、
人間関係など、
何も気にしなくて、
ただ、
あるがままでエエ」
空は、
すっきりと頭が消化できないことがあった。
「タムさん、
善悪の二元性の対立を超える、
ってどういうこと」
「今こそ、それや。
この地球で
ずーっと続いて来た、
善と悪
支配と被支配
の対立を、
ソースエネルギーである源の視点からみれば同じ一つのものだから、
その視点が
私は私」
5丁目に移った
マツの木の妖精
ボックリさんは、
根っこで歩いた。
「何でもいいから
とりあえず許す。
というのは、
善悪ではなく
三次元ではそれぞれがそれぞれの経験をしていて、
今の魂の時代は、
それぞれの現実で自分が主役を演じています。
皆んな等しくスターなのです。
目覚めましょう」
空は、
身体が、
地面に沈みそうだった。
「魂は、
自由になったかもしれないけど、
なぜか重苦しい」
「そうやね。
まだまだ身体しか感じられない人の方が多いよね。
苦しくて涙が出る時もあるよね。
そういう時は立ち止まってもいいから、
何度も立ち止まってもいいから、
また歩こう」
なぜか、
タムさんの魂は、
箱根神社平和の鳥居に飛んでいた。
「そうや、
愛の私は今ここに居る。
愛の私が今ここにいられるのは、
地球の魂達の願いだけでなく、
地球外の魂達の願いもあって、
今起きていることが、
新しい地球に生まれ変わることにつながるんや。
すべての魂に感謝や」
まもるは、
月を見るキリンのように、
もどかしかった。
「目覚めるって、
本当の自分にでしょう。
難しい」
「そうやな。
いつも、
魂という、
生命エネルギー
の視点から、
面白くて、
可笑しくて、
ドラマのような、
自分が着ている
身体とエゴに、
良くやってるね、
と、愛を送ればええ」
空は、
時々、
今、という時の着心地が悪かった。
「マスクの取り合いを見て思ったんだけど、
エゴって、
恐れ、というエネルギーそのものなんだ」
「そうや。
エゴという見えないシャツが分厚い人ほど、
魂が見えないから、
恐れも大きくて、
支配的なんや。
恐れたらあかん」
まもるは、
思わず身体を見回した。
「見えない鎖か、
確かにぜんぜん見えない」
タムさんは、
キョロキョロする
まもるが愛しくて、
大笑いした。
「ただ、
今おきている運命を笑い飛ばし、
涙がでるほど感動し、
愛しくなるほど自分も人も許し、
愛そのままで生きていれば、
地球は平和や」
「そやから、
エゴに惑わされないで素直になれば、
ハイヤーセルフと強くつながって、
シンクロがおきたり、
直感のひらめきが多くなる。
これからは、
多くの人が素直になってハイヤーセルフと強くつながれば、
地球の次元も上昇して平和で優しい世の中になる。
地球にも高次元にもつながろう」
ルナの頭の中を、
なぜか、
手のひらを太陽に、
が流れていた。
「ミミズやアメンボが生きてるのは分かるけど、
ダンボール箱も生きてるんだ」
タムさんの頭の中にも、
その歌が流れて来た。
「そうや。
生きてるから友達なんや。
愛は、
内なる魂に戻って、
ふれ合うことや」