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空は、
ふと、
思った。
「源って、
オレ達なの」
タムさんは、
糸をやさしく巻くように言った。
「そうや。
源って、私達。
そやから、
本当は、
誰も、
寂しくないんだよ。
私には、
私がいるからネ」
ルナは、
もっと、
つながりたかった。
「地球をゆったり楽しむために、
源を感じるには、
どうすればいいんだろう」
タムさんは、
楽しむ天才だった。
「10分位の深呼吸を毎日続けると、
おでこのあたりがこそばゆくなって来て、
まったりするんや。
それが、
誰もが源とつながってるしるしや」
まもるが、
シャボン玉が消えるより早く言った。
「いつも、
その時をウキウキしてるって、
難しいよ」
ルナが、
けさ斬りのように言った。
「簡単だよ。
釣糸につながってるウキが、
その下にある針に
魚がひっかかって、
上下してウキウキしているウキを、
思い浮かべればいいんだよ」
タムさは、
うれしかった。
「そういう、
恥ずかしいと思うことが愛なんや。
そういう、
愛の波動が世界を幸せにするんや。
人も自分も責めるのではなく、
何があろうとも、
みんな、
ただ居るだけで愛なんや」
タムさんは、
イルカと空を飛んでる気分だった。
「ひかりちゃんのような臨死体験者がたくさんいるんやから、
私達はちょっと素直になってそれを受け入れたら、
私達は魂であり、
源とつながっているのだから、
死も生きることも恐れる必要がなく、
ちょっと幸せ波動を出せば、
世界平和や」
ひかりは、
身体を、
サナギのように脱いでみた。
「そうだよ。
もう、
かくれんぼはいいんだよ。
私達は、
魂だったんだ。
ただ、
それだけだよ。
本当にシンプルなことなんだ。
経験という地球の冒険を、
エゴという色眼鏡で見てるだけだよ。
地球は、
観覧車だよ。
幸せになっちゃう」
タムさんは、
氷河がのように、
しみじみ思った。
「人も、
ただそこに咲いて、
生きる喜びを表す花のように、
いがみ合わずに、
ただ素直に、
すべてを受け入れれば、
幸せになれるのに」
まもるは、
大きな壁を通り抜けたかった。
「今、
ここに、
幸せに生きるって、
どういうこと」
「とにかく、
魂は、
身体は、
今、
ここに、
いるんやということ」
タムさんは、
大笑いしてしまった。
「いつも、
愛とは、
に行き着くね。
色んな言い方があって、
愛とは魂であり、
魂とは意識そのものであり、
すべてを見て感じる超意識やろ。
それは、
キリストさんでもあり、
お釈迦様でもあり、
プレアデス星人でもあるんや。
どの視点で見てもええ」
ひかりは、
ふと、
思った。
「私達は、
スマホのようなもの。
スマホの本質は、
目に見えない、
電磁波で送られてくる情報であって、
スマホ本体は、
ただそれを受信するもの。
人も本当の自分は、
目に見えない魂という意識そのもので、
身体はそれを受信するもの。
だったら、
愛を送ろう」