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明治12年のランプ小屋を描いた ロケのために中へ入れていただいたところ床もレンガ敷きで油が染み込んでいた。ランプ油の匂いがまだ残っている。もしランプを使っていたころの汽車に関わる人ならば、小屋に入ったとたん鼻につく油の匂いで当時のことを思い出すだろう。
パビリオンコート和館 和館は窓上の業平格子が優雅だ。妻側の欄間の彫り物が今はカフェに飾られている。動きのあるかわいらしいトラの彫り物で見ていて楽しい。 スケッチがとりとめのない感じになっているのは暑さのせいだ。スケッチは描く者の状況が反映するのがおもしろい。
暑さのなかで旧長島家住宅を描いた ものすごく暑くて絵の具がシュッと乾くのがおもしろい。暑さのせいで頭がボウとなりながら、セミ時雨のなかでひとり筆を走らせていると時が止まったように感じる。なんだろう、この不思議な感じは。
トトロの蔵を描いた この蔵は扇垂木になっているのが珍しい。大工さんの遊び心だと思う。壁面が顔になっているのもねらってやったとしか思えない。この町のアイドル的建築である。 2018.06.16/ワトソン紙ハガキサイズ、グラフィックペン0.3、固形透明水彩/兵庫県養父市八鹿町
旧八鹿グンゼのを使ってハガキスケッチの正面描きを実演した。 立面描きともいうが斜め描きよりはるかに短時間に描ける。これで枚数をかせぎながら自分特有の描きかたをつかむことができる。 わたしのスケッチもほとんどが正面描きだが、これは超初心者でも描きやすいのでおすすめである。
武田の初期作「関西美術院」を描いた ロケで関西美術院へ行った。25年ほど昔、実測調査をしたことがあって、あの図面は役に立ったと言ってもらった。 武田五一30才代の作品だが改装と増築を繰り返し元型がどうなのか今いち掴めないのがもどかしい。じっくり腰を据えて徹底的に調べてみたいものだ。
梅田キャンパスから描いてみた 大工大の製図室はビルの18階にある。町がよく見下ろせておもしろい。そうだ、大きな絵を描くための練習になるのでは、と思いついたので描いてみた。大きいと言ってもまだA4しかない。毎週この大きさで描いてみようと思う。これで色付けまでして30分くらい。
富家先生の出世作「京都府立体育館」を描いた 初めて見せてもらった。立体トラスは十数本に分割して1本づつリフトアップしたようだ。立体トラスは分解したものをつなぎ合わせやすいという利点がある。利点を生かして工期の短縮を図り工事費用の低減を得るという作戦だったのだろう。さすがである。
琵琶湖疏水第2トンネル西口 3つある古いトンネルの出入り口のうち、ここだけがゴシックになっている。ここは今は無い船溜まりに面した出入り口だから特にがんばったようだ。期せずしてガーゴイルの顔のようになっているのが楽しい。 #近代建築 #スケッチ
龍谷大本館 ここの特徴は石工と大工と左官の競演だとわたしは思っている。それぞれの自由奔放な造形が破たんなくひとつにまとまっているのがすごい。 さて擬洋風は稚拙な洋風と見る向きがあるが私はそうは思わない。ここで使われている伝統的な技法にかける各職方の意気込みと自信を見るべきだろう。