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つづき。さて先の時祷書の図、ヨハネに寄り添っている2頭の獣は恐らく雌雄のライオンなのであろう。ヨハネは長じてその荒々しい声を獅子に例えられている。少々気になるのが雌の方。妙にマルセイユ版「愚者」の動物に似ている。偶然だろうが。つづく。
未明ツイートの補足画像。火星神アレス/マルスの図として、ヤーコプ・マータム作(図案は師匠ホルツィウスによる)『雲の上のマルス』(1600年頃)。ミケランジェロ的な男性美。つづく。
つづき。持論だが「悪魔」札のルーツにはクピドーもあると考えている。松明=炎で情欲を燃え立たせ、鉤爪で獲物を捕らえて離さないという悪徳的解釈も。参考画像にマショー『果樹園物語』挿画他とアッシジの聖フランチェスコ教会のアモール図。つづく。
つづき。ミンキアーテ版の同札(画像1)は特異なデザインだが、ポール・ヒューソン氏らが指摘するようにキリストの冥府下りにおける辺獄(リンボー)図か。画像2&3は『ベリー公の時禱書』とユベール・カイヨーのヴァランシエンヌでの受難劇舞台図。
さてマルセイユ版だが、全切札中まともな樹木は「星」にしか描かれていない。
以上「星」の鳥=ペリカン説を試みたが、黙示録の鷲など別な見方も多々有り得る。思うに不明瞭な描かれ方は一種意図的な部分もあり、タロットの絵は本質的に多義的なのだ。
つづき。画像はジュゼッペ・マリア・ミテッリ作のタロッキーノから「運命」「愛」「時間」。1660年代頃のボローニャ製。つまりはモンテヴェルディの『ウリッセの帰還』とは地理的にも時代的にも近い。ポネルの演出でも「愛」は最初目隠しあり。
つづき。画像は16世紀に描かれた、フアン・デ・フランデスによる『ラザロの復活』。主要人物として大きく描かれる3人はタロットと共通。所蔵するプラド美術館は女性を姉のマルタの方としている。
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