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夢然堂さんのイラストまとめ


古典タロット愛好家。『ユリイカ タロットの世界』(青土社)では「『マルセイユのタロット』史 概説」と「日本におけるタロットの受容史」を、『アルケミスト双書 タロットの美術史』シリーズ(創元社)では「マルセイユ版タロットの世界」を担当。その他、国内外の協力作品や企画多々。第4回国際タロット賞選考委員。福岡県在住。
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さらに追加。大がかりな記憶のときは記憶の女神としての「女教皇」札を本尊に据えるイメージで。
手にした書物を記憶の象徴さらには「多くの襞持つ」脳と観想。占星術的に脳は水分を多く含むことから月の支配下にあるとされる。月はこの札と図像学的に照応しうる惑星。 https://t.co/YxMRLS93Xb

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さらにセリグマンの文化史上注目すべき仕事として、抽象バレエの代表的演目の一つであるバランシン振付『四つの気質』初演での舞台衣装デザインが挙げられる。

残念ながらバランシンの気に入らず再演時以降は日の目を見ていない模様。

https://t.co/Nk58zTtwAa

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昨日からの流れで。シュルレアリスム画家としてのセリグマンの作品、その名も『悪魔と愚者』。

『魔法』出版と同年の1948年作。マルセイユ版「愚者」の影が見て取れる。

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そして、「審判」の図からイメージされたのがミレー作の名画『晩鐘』。原題” L'Angélus"は天使への呼び掛けに始まる祈りの意。作者ミレーによるとそれは憐れな死者たちのために唱えられた。さらに、この絵を愛したダリは地上の籠を棺と見立てた。このあたり、「審判」札のイメージと通底する。つづく。 https://t.co/FAUxXZDH5T

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つづき。画像は仏国立図書館所蔵のエテイヤ版第15番「病」(=手品師札)。かつて日本でも流通したデュセル社製復刻版のオリジナルとなった品。デュセル社版をお持ちの方はお気づきと思うがこの札にだけ札版が「15」「16」と二重に付けられている。何ぞの制作上のミスかというとさにあらず。つづく。 https://t.co/nJOOJUICCr

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関連で。Frater Orpheus氏の追加投稿にもあった、クロウリーが不採用としたバージョンのトートタロット「愚者」。大権威ロン・マイロ・ドゥケット氏も著書に記しているがモデルはチャップリン同様喜劇映画の大スターだったマルクス兄弟のハーポ・マルクスと言われている。

https://t.co/kVn3o77xzq

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未公開トートタロット画つづき。コートカード群。後二者は製品版に採用されたバージョンに近い。

https://t.co/kUjvwkSrDe

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未公開トートタロット画つづき。エース札群。添付画像最後の三枚目はFrater Orpheus氏によると確証は無いがワンドのエースではないかとのこと。
https://t.co/yMq0IN9hA0

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