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夢然堂さんのイラストまとめ


古典タロット愛好家。『ユリイカ タロットの世界』(青土社)では「『マルセイユのタロット』史 概説」と「日本におけるタロットの受容史」を、『アルケミスト双書 タロットの美術史』シリーズ(創元社)では「マルセイユ版タロットの世界」を担当。その他、国内外の協力作品や企画多々。第4回国際タロット賞選考委員。福岡県在住。
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(2)ハイドン=法王(木星)。木星らしい楽天的で快活な人柄。膨大な数の作品で知られる多作家。愛称「パパ(Papa)」はまさしくローマ教皇の称号そのものであり、この札の絵柄そのままに楽長・師として多くの楽員や弟子たちに慕われた。神に対する崇敬心も極めて高かった。つづく。

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マルセイユ版「運命の輪」、脇道から戻って「正道」のネタも。画像は1706年のアルマナ(暦書)から、慈善宝くじの抽選会場図。公営宝くじは例の太陽王時代に盛んになったもので、回転式抽選機にはまさしく”la Grande Roüe de Fortune”との説明書きが。回すのは純真無垢な子供が担当している。つづく。

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いつ消えるか分からないから記録に残しておこう>RT

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つづき。シュヴァレ=ド=リュビッチについてはホドロフスキーの『タロットの宇宙』にも言及がある。またこのデッキについては、以前グリア女史のブログでも紹介されていた。以下参照。
https://t.co/ciBR45NH0y https://t.co/96TN456ama

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メモ。悪魔主義をテーマとするユイスマンスの小説『彼方』海外版の表紙に見られるタロットの「悪魔」札。「吊るされた男」札は作中に言及があることからのチョイスと思われる。

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余談。先の「煙突掃除屋」図の作者ミシェル・ラーヌはタロットと無縁という訳でもない。ベルギー版タロットの特徴である切札第2番「スペイン人」のデザインの基は彼の作品(画像1枚目)と言われる。画像2枚目はベルギー版のプロトタイプ的な仏ルーアンのド=オトー版。

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同じく『浮世絵ルノルマン』。
https://t.co/uUaromyFIh

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件の新作『浮世絵ルノルマン』より。
https://t.co/uUaromyFIh

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ロバート・プレイス氏の新作日本風ルノルマンカード、新たに公開された14番キツネのカード。鍵を咥えた伏見稲荷の白狐さん。
https://t.co/m5TtoEhxch

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ついでに英雄アキレウス絡みでもう一ネタ。『イーリアス』の有名な場面、親友の仇である敵将ヘクトールを曳き回すアキレウスの図=吊るされた男+戦車。ルーベンスの本拠地と同じフランドル地方出身のヴィクトール・ヤンセンス原案による、1700年頃製作の版画。

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