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「そうだ、もけちゃん。
かかしを作ったらいいよ。」
「かかし?」
「うんうん、カラスよけになるよ。
ワラをまとめて、人の形に縛って作るんだ。」
「はー。
ムッツリのおじさん、作り方教えてー!」
「カラスがニンジンくわえていっちゃったんだよ。」
「オレはニンジン嫌いだからいいけどな。」
「なんだよなんだよー、ずっと外にいるキミが追っ払ってくれたらいいのに!」
「まあまあ。
ジャックは、ずいぶんこなれた話し方になってきたね。」
「だんだん記憶が戻ってきてな。」
「うんうん、こないだ助けてもらったお礼だよ。
うちは酪農メインでやってるから、たくさんいるんだ。
だから気にしないで。」
「うっわー!
ありがとう、ムッツリのおじさん!」
お~れたちゃ酔いどれ♪
(お~れたちゃ酔いどれ♪)
さ~け持って こ~い♪
(さ~け持って こ~い♪)
さ~けはのんでも♪
(さ~けはのんでも♪)
の~まれる な~♪
(の~まれる な~♪)
「こんばんわ。」
「これはレイラ嬢。宴の見物ですかな?」
「あの・・みなさんの飲んでらっしゃるものって・・・」
「ただの水ですじゃ。
酒はなくとも~ 仲間あり~♪
唄い踊って~ へべれけで~♪
みんな見事な~ 酔っ払い~♪
それが、酔いどれ妖精なのですじゃ。」
「まあまあ。
長老、今日は久しぶりに新しい仲間ができたお祝いの席ですし、そろそろ・・・」
「おお、そうじゃったな。すまんすまん。
それ、皆の衆!唄えや踊れ!」
「かーーーっ!!だまらっしゃい!
君はこのカードが目に入らんのかっ!」
「そ、それは・・・!?
幻の・・ブラック、ブラックカード!!
へへえーーーっ!!」
「そんな帽子を新米の酔いどれ妖精に与えるなぞ、エミリーさまは一体なにをお考えか・・・
もけよ、お前は何か特別な役割をもって、この世界にやってきたのかもしれんなあ。」
「長老!
いくら長老でもお言葉が過ぎますぞっ!
エミリーさまは・・エミリーさまは・・・!」