光（こう）＠地雷映画処理班さんのイラストまとめ

『地獄少女』
(1/4)憎い者を地獄送りにできるとされる地獄通信を巡る復讐の連鎖を描いたアニメの実写映画。「人を呪わば穴二つ」を的確に表した怨み恨まれる胸糞ドラマにはまったく救いがなく、地獄のような人間関係に心が沈む。そんな中でも玉城ティナちゃんの和人形たる佇まいは至極美しい。

『レスキュー』
日々訓練する海難救助隊、大事故救助の要請が次々と舞い込んでくる。

オープニングから既に殺意クライマックス。原油採掘場火災、旅客機海上墜落、タンカー大爆発、凄まじいダイナミック救助の連打に手に汗握るどころの騒ぎじゃない。こんな状況でも突入する救助隊には尊敬しかない。

『燃えよスーリヤ！！』
カンフー映画を観て武術に憧れる無痛症の少年、片足の空手家のもとで修業を積み悪と戦う。

心は燃えるようにアツく弱点は脱水症状、歌って踊らないインド流カンフー映画爆誕。格闘シーンはしっかり功夫リスペクトで、なにより幼馴染のヒロインが超強ぇのがたまらなく好き。

『少林寺　阿羅漢vs鬼神羅刹』
復活した鬼神羅刹から世界を救うため少林寺の青年は阿羅漢を目指す。

基本ベースはコメディ、終盤から唐突にメロドラマとアクションに振り切りすぎて感情の行き場がわからなくなる。ラストバトルもドラゴンボール系で肝心の少林拳要素がまったく無い。微妙。

『セブンソード　黄泉がえりの七情花』
死者を生き返らせる幻の花を巡って善と悪が入り乱れる。

中二的な超能力一切無し、ワイヤーで舞うかのような剣戟主体のバトルに武侠メロドラマを塗り固める。悪役を女性1人が担っていて男衆が数人がかりでも逆に追いつめられる戦力差が好き。

『TUBE　死の脱出』
目覚めたら罠だらけの狭いチューブの中に閉じ込められていた女性、脱出のため進んでいく。

この映画、苦難そのもの。火や水や刃物…思いつく限りの殺意がチューブにぎっしり詰まってる。対話もドラマも最小限なストイックすぎる作風に観ている自分の心身さえも擦り減らされた。

『プラネット・オブ・ピッグ/豚の惑星』
豚と人間のハイブリッド生物兵器が地上を支配、凄腕賞金稼ぎの兄妹が母豚狩りに向かう。

え？え？なんだこれ！なんかすげぇもんを観た！汚いし臭いしグロいし狂った世界観してんのにシュールな笑いを散りばめてきやがる！下ネタは剛速球で躊躇無い！

『ラスト・パーティー』
リゾート地で夜通し熱狂するパーティーに参加した高校生たちが殺人鬼に狙われる。

これこれ、こういうの待ってた。犯人の正体や動機は既視感だらけだけど壮絶な殺害方法など見所はしっかり押さえて無難。なにより”パリピが次々殺される”古き良き王道を貫いていて良き。

『ソー：ラブ＆サンダー』
(1/4)これぞ神バトル、これぞ神話の色恋ドロドロ感。煌びやかな神々世界と色の無い影の世界の対比が色恋沙汰に更なる色彩を与える善悪構図がすごく好き。まさかのジェーンの神化から激アツの極みで、元カノ＆元武器参戦による恋愛関係に嫉妬が激震する展開が尊すぎる。

『白髪魔女記』
皇帝へ霊薬を届ける武術一派の御曹司、それを狙う女盗賊と恋に落ちてしまう…。

おぉぉ…斬撃を飛ばす人とか黒霧状に体質変化させる人とか異能剣戟バトルしてて想像以上に面白いぞこれ！なにより主演の女優さんの通常時の可愛さと白髪モード魔性演技の切り換えどっちも眼福！