??「よし、間に合ったな。迎えにいくだけといっても擬装はしておくべきだろう」

??「……呆れた。わざわざ塗り替えるなんて。アンタ本当に塗装が好きよね」

寒冷地E捕虜収容施設【コキュートス】へ迎えにいく準備中の2人。

https://t.co/bv8Fh5FhyV

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??「はあ……よりによってあの子、連合に収監されてるなんて。しかも一部で脱獄まで計画されてるし。……ねえ、ミダス何とかって強いの?」

??「……機体が万全なら監獄の30機程度切り抜けられる男だ」

??「元バイロン特殊部隊のアンタがそう言うなら実力は本物ね」↓ https://t.co/zOmxX1WsLS

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~とある連合兵器工廠~
「お~っす」
「おう、来たか兎。……出来とるぞ」
「ありがとよ。んじゃ早速――」
「待たんかい」「は?」
「ほれ(右手を出す)」
「……(くくるびた温泉饅頭を渡す)」
「(饅頭をサイドテーブルにおいて)銭払わんかいボケェッ!」(紙束を兎の顔面に叩き付ける)
(続)

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「改修完了。如何でしょう、トレイス?」
「シールドが“CE”空戦と同型になった……?いえ、右腕が」

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「ここで作業してると前の寒冷地作戦を思い出すッスね。
初めての寒冷地作戦で機体の不具合が多くて黄塵の兄貴と機体の整備や調整で忙しかったなぁ。

……黄塵の兄貴とはこの作戦でお別れしたんですよね。なんでいなくなったんだろう? 今元気かなぁ?」

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「ん?依頼のメールか?一体誰から――ッ!」
「……お前が"伝書鳩"たぁ洒落が利いてるな……最近部隊が再編されたと聞いてはいたが」(続)

https://t.co/SZo8ZpPQzm

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「これは……ッ?!」
火山惑星での戦いから数日後、司令室に呼び出された僕は、渡されたデータを見て、思わず声を上げる。
「"ロングホーン"。アルト+のライフルに新型バレルユニットと共に装備される、銃剣用のプラズマブレードだよ」
(続)

0 8

赫刃から、ハークさんに伴われてリィナが降りてくる。
転びそうになりながら必死にこちらに駆けてきた彼女を、しっかりと抱きとめる。
勝ち取った温もりを、確かめるように――
(続)

0 15

"……やってくれたな"
クルストさんの呆れたような声が聞こえる。どうやら、たまらず通信を開いたらしい。
「……絶対にリィナを手に入れるって、決めましたから。形振りなんて構っていられませんよ」
(続)

0 11

「ぐッ、馬鹿な……私が、ただで墜とされるとでも思ったのかッ?!」
どうにか墜落直前にバリアが回復したが、大地に叩き付けられた衝撃で機体の各所が悲鳴を上げる。
「バリアシールド、左側安定翼脱落。ガトリング及びバックラー喪失、背部大型ブースターに腰部バーニア損傷……」
(続)

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「蒼鎗が人型のままあのスピードと安定性を得ているのは、バリアで機体を覆っているからさ。
つまり全速の時にバリアを乱してやれば、あの機体は安定を失う」
「だからアルト+を飛ばそうってワケ?」
「だがバランスを崩すのはこちらも同じだ。それに――」
(続)

0 14

「っつーわけで。蒼いのに勝つ方法ないっスか」
「いや何が『というわけ』なのかさっぱりわからないんだけど」
「すいません、司令。実は――」
(続)

0 12

「魔女殿、イヴェリア ……それにマクシミリアン卿とクウラ卿 も。
この度は、私達兄妹へのお気遣い、本当にありがとうございました。
あの後、二人で話し合いまして……私はリィナを連合に――トライ・ヘッドに委ねることに、決めました」

0 16

、近日、公開予定ッ!

自分の答えなんて、最初から決まっている――ッ!

※ユーザーイベントではありません
※本ストーリーのタイミングは、火山惑星戦開始前となります

0 12

から1週間ほどしたある日、トライ・ヘッドのホームに、意外な人物が訪れる。

「今から3日後、我々はリィナと共に、このポイントにいる」

「あの方は……リィナ様の幸せを、心から願っておられる方なのだ」

(続)

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No.16
名前:十六夜
機体名:幻月・参式
探し物:自身の失った過去


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『ターゲットの撃破を確認。如何でしたか?』
「流石は特殊部隊仕様、良い機体だ……調達難度を除けばだがーー暫くはこれか?」
『ええ、納入されたX777共にデータが欲しいのでーー申し訳ありません』
「問題ない。試験の都合仕方ないが。……サブは白が良かったが、な?」

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「……済まない」
そこまで聞いて、兄さんが顔を蒼白にして頭を下げる。
「き、気にしないでッ!?現に今、こうやって無事なんだから。ねッ?!」
「いや無理だろうッ?!」
「……うん、ごめんなさい」
確かにこの内容で気に病むなという方が難しい。
(続)

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『リィナ、私だ。入っても、良いか?』
「兄さん?どうぞ。……えっと。何か、ご用?それに、その書類は……?」
「あぁ、こちらはまだいい。……落とし物を、届けに来た」
「おとしもの?……ッ?!」
数枚の紙と並べて机の上に置かれたパスケースを見て、息を吞む。(続)

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「……」
割り当てられた部屋を出て、リィナの部屋を目指す。
だが、その足取りは重い。
答えは見えた。だが、だからこそ"その先"に躊躇を覚えてしまう。
「こんなにも臆病者だったのか、私は……」
足を止め、溜息を漏らす。
(続)

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