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『眠る場所』
霞んだ眼差しの向こうに
荒れ野が広がる
「ごめんね」も、「ありがとう」

きっと、もう言えない
だけど、今だけは笑顔でいたい



 

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* HOME *

友達や恋人

愛する家族たち ..

ひとつ屋根の下

誰かと一緒にいても

それぞれの心の中に

それぞれのHOMEがある

物語のつづきは

いつでも出入り自由で

好きな色で

好きなように描いて

読み進んでゆきたい ..





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『忘れものをした』

はじけて、パッと
ハートがパラパラ
花火みたい

おどってる、おどってる
僕の頭のなかで
妖精たちがおどってる

早く見つけておくれ、感情
壊れては消え、生まれてはパン!

だいじなものは、ちゃんと胸にしまっておいてよ

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* 風がすき *

風がすき ..

やさしい風

つよい風

草花そよいで

言の葉ゆれて

風の吹くまま

流れていたい ..

*





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近ずけば近づくほど
傷ついて、苦しくなること

人を想えば思うほど
何も言えなくなること

人の痛みを
知っているものは
人に優しくできること

人に好かれたいなら
人を好きになること

人は得るものの代償に
失わなければいけないこと

単純で複雑な
それがヒトなんだ…

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“ある時、ここはどこだと同じ所をグルグルと

ある時、知らない路地裏で迷いに迷い

ある時、何度も見かけた腹を空かした野良犬に出口はここだと左手を噛みつかれ

ある時、私はそこで目を覚まし窓の外に見える赤い空は夕方なのか?朝なのか?

ある時、ここは野良犬の腹の中”

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わたし達死んだ方が
いいのかも
その方が 後のふたり
生きていくのが ラクだし




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* 月夜のボート *

月夜のボートで

きらめく言の葉

漕いでゆこう ..





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その命の尊さには敵わない

我々はすぐに奪いたがるけど

その命は敬われるべきなのだ

私たちは生きているだけではない

生かされているのだ、様々な生命に

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