木村さんのイラストまとめ

神奈川県立歴史博物館明治錦絵×大正新版画展にて土屋光逸作品を堪能です。繊細な光線画、世界に誇れる日本の木版技術ですね！
｢銀座の雨」｢品川沖」｢夏の月宮島」｢根津神社」

リニューアルされた板橋区立美術館の館蔵品展、新収蔵の展示があり、最近じわじわきている小林永濯の作品（画像最初）が＼(^^)／、代表作のボストン美術館蔵と同様神話が、モチーフになっております。暁斎の画友で芳年とも親密な交流がありブレーク必至なのですが、肉筆、浮世絵海外流出多しです😢

コンクリート打ちっぱなしの安藤忠雄建築の展示室に、しっくりきます。17年近く海外で個展を中心に活躍、日本では当館での前回に続き、2度目の個展だそうです。鮮烈な色彩、海外受けする日本画作品ですね。

久々の鏑木清方記念美術館、夏らしい清方の日本画作品の他にも毎回楽しみなのが木版口絵の展示です。清方の絵と掘り師、摺り師とのコラボを是非。(画像、空虚は石版、蚊遣りの煙と恋の湊はオフセット口絵です。)この他、折帖形式の金沢絵日記、夏の生活、遊心庵漫筆の展示と見所は尽きません❗️

夢芝居 #坂根輝美

MyBest of横尾忠則ポスター。古典×現代2020展出品の新作「寒山拾得2020」を観て、この頃の恐ろしく、エネルギッシュなパワー衰え知らずです。一見ユーモア、しかしながら込められたメッセージは少し怖くもあります。横尾ワールド全開の国立新美術館の展示でした。

大田区龍子記念館次回展
4月4日～「旅行く心 龍子が描いた日本の風景」。
7/18~8/23「北斎富嶽三十六景×龍子の会場芸術」館蔵富嶽三十六景全46点と龍子作品の展示だそうです。「山下白雨」、「凱風快晴」と「怒る富士」「霹靂」のコラボが観れるかもです。

山種美術館の上村松園と美人画の世界展、館所蔵の昭和10～23年代の作品中心に18点展示です。｢春芳｣昭和15年｢杜鵑を聴く｣昭和23年、この安定感、全て極上の美人画でした。ショップの奥の展示室では村上華岳の｢裸婦図｣をじっくり堪能出来る🎵京都絵美｢夢うつつ｣(平成28年)も印象深いです。

狂女を描くと言えば松園の｢花がたみ｣、謡曲花筐を題材にした作品です。手の感じが蕭白風に見えてきます、手の表現は師の栖鳳がアドバイスしたとか。源氏物語、六条御息所の生霊を描いた｢焔｣は蕭白｢美人図｣との関連がよく指摘されてますね。負の感情と言うか、全人格的に女性の内面を描く凄さ。

歌麿「当時三美人」。画像最初、現在大浮世絵展展示中ギメ東洋美術館所蔵の第三版。右上に題名が入っているのが第二版、題名と名前が入っている千葉市美所蔵の普及版はサイズが少し小さいです。画像最後、題名、名前入り大判サイズのボストン美術館所蔵初摺り。