//=time() ?>
「ブリングのお陰で助かった者もいる。彼はヴォイドタッチとして役目を果たした」
「だけどよぉ…俺はアイツとぱふぱふショップに行く約束してたんだぜ!?」
VTの顔からは表情はわからないがショックは大きい様だ。
ルーカスが口を開く。
「だからこそ、あいつの死を無駄に出来ない。やり切るぞ…」
シュピネンはVTにブリングのドライバーを渡す。ドライバーには乾いた血がこびりついていた。
「ブリングは、彼の生家の近くに埋葬した。彼の妹もそこで眠っている」
VTは遺されたドライバーを見つめている。
「ブリングさんよぉ…、ここで死んじまったら駄目じゃねーか」
「随分と自信があるみたいだけど…?」
ソーンの薙刀を躱し、アルフレッドは滑るように橋の上を移動、雷晶槍から発せられた特大の電撃球をソーンへ向かって放つ。
しかし、その背後にはチャールズが迫り、ヴォイドスイーパーが唸りを上げて、アルフレッドに振り下ろされた。
https://t.co/ribNpyvj5F
セイモン自身もハルカを助けたいのだが、難しい。指揮車となっているバルクキャリーを離れるわけにはいかないのである。
「私が行くわ。ドライバーを返して」
「待て!先日言ったことを忘れたか」
制するセイモンにヘレナは強く詰め寄った。
「自分の命かわいさに子供を見捨てる親がいますか」
ドライバーがプロキオに語りかける。
『何か食わねぇと死んじまうぞ、プロキオ』
「分かってるが、食えるものがねぇんだよ」
『何でもいいんだ…肉だ、肉だよ!』
「こいつらは…ん?」
ドライバーの声に導かれるまま、追い詰められた彼は目の前に現れた少年に醜悪な牙を向ける。
「…邪魔」
モートが息子に手を伸ばした瞬間、一瞬奔った稲妻と共に彼の顔面は水風船のように「破裂」した。飛び散った血がミセリコルデの白い肌の顔にかかる。
「な、何をしたの…」
「あー、汚しちゃった…。キレイなままお姉ちゃんを食べたかったのに」
深い邪悪さを笑みを浮かべ、彼女に迫る。
戦闘の様子をバルクキャリーから静観するミセリコルデ。その横にはアルフレッドがいる。
「すいませんね…うちの子があなたにべったりで」
「いいえ、いいんですよ。(監視も兼ねて)お母さんが恋しいのかな」
モートがミセリコルデに話しかける間、アルフレッドはモニターのソーンの様子を見つめる
#虚無の叫び本編SS
各グループが戦闘に入った旨が共有される。ルーカスはバルクキャリーを停め応戦。
「VT、ブリング、出るぞ…ヴォイドアップ!」
迫るキリングスを相手にルーカスらは変身し、戦闘を開始する。
バルクキャリーを停車させ、参加者達は迎撃態勢へ。【ルドラ】の周囲にも敵はいた。
「ハヌル派のヴォイド兵器…!」
チャールズは変身、【ルドラ】の様子を伺っている。【ルドラ】は左腕の「風天」を振りかざし、そのまま地面に叩きつけるように振り下ろした。
轟音と共に暴風の刃が参加者達に迫る!