惣流・ドルフ・ラングレン弐号機さんのプロフィール画像

惣流・ドルフ・ラングレン弐号機さんのイラストまとめ


80年代生まれ。性別はオス。
主に格闘映画、戦闘シーンにおける技斗、動作設計等に感想を言って図鑑みたいに羅列していきたい。気が向いたら別ジャンルの感想述べます。

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昨日食べた晩御飯は忘れても『勇者王誕生!』はみんな歌えるよね

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「太古の昔、人間は男女で一体であった。その失くした半身を求める心が恋である。」というのはギリシャ神話のアンドロギュノスの説明から始まる一説だが、物語におけるヒロイン論を展開するなら普遍的に当てはまる価値観ではなかろうか。

男女の夫婦を結合させた、あしゅら男爵とかもう究極生物だろう

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劇場Rでは花を想いに見立てたキーアイテムとして、うさぎから衛へ衛からフィリオへと渡り最後にはフィリオから衛へと渡って、うさぎの命を甦らせる方法へと循環する。
この作劇手法も見事な部分であり、『輪るピングドラム』のリンゴ=愛が他者へと廻る表現の原点はココから派生していたと云える。

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劇場版の地場衛は幼少時からの内面描写に、ラストにはエンディミオンとしてアシストする等アニメシリーズ全体を見渡しても、ここまで多くスポットを当てているのは珍しい。
今までのうさぎとの関係性を最も改めて見直した準主人公、もしくはメインヒロインとも云える大きな役所だ。

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終盤にセーラー戦士達のうさぎへの想いが描写されるが、うさぎと会ったばかりの時期のエピソードをそのキャラクター達の視点から描き、当初とは違った印象を与えていくのが巧い。
其々の意外な面を覗かせて、うさぎあっての仲間達という感慨が強まる。
今までの話数の積み重ねがあってこその良さだろう

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ほぼ不死身であるボンドルドは倒されても死なないので、双方痛み分けな形で折り合いをつける事になる
最後には主人公一行を祝福して見送る保護者然とした姿を見せるのが、意外性を突いていて面白い
こういった倫理観の帰結もアリだと思わせる稀少な悪役の最期となった

あと単純にデザインがカッコ良い

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次は面白い形で悪役の最期を描いた『メイドインアビス』のボンドルドだ。
悪逆非道な人体実験を繰り返すボンドルドは、正に倒すべき敵といったイメージを見る者に植え付ける。
父性の面影を見せながらも、その鬼畜さは鳴りを潜めないままラストまで話が進行して行くのがポイントだ。

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鬼という名の悪役達の死を描いた『鬼滅の刃』だが、やはり突出した出来なのが鬼舞辻無惨の最期だろう。
討ち倒された後に炭治郎の体に巣食い精神世界の場で尚も足掻くその様は、まるで主役と悪役による片想いのラブロマンス劇の様だ
一枚絵としても完成度の高い場面であり、嫉妬を覚える程に出来が良い

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悪役の最期の描写では、カッコ良いイメージからの落差を描くのも効果的な手法だ。
『少女革命ウテナ』の鳳暁生は身勝手な悪事を働いた末に、共依存だと思っていた愛人から見捨てられて激しい動揺を見せる。

悪役を殺さないという選択で、コレ程惨めさを巧く表現出来た例はなかなかないだろう

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