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"カッコ良い退場"で最期を遂げる悪役は、何時の時代も人気が高い
『ボルテスⅤ』のプリンス・ハイネルは『機動戦士ガンダム』のシャアに影響を与え、お手本にもなったキャラクターだ
最終戦での炎揺らめく劇的な戦地舞台に、白熱の剣戟シーン。
その役目を終えたハイネルは、炎の中へと消え命を落とす
続いて特徴的な悪役の描写が、一目で悪人だと分かるデザインのアーロンだ。
極悪ヤクザvsマイルドヤンキーといった具合の対立構図は、ちょっとした社会の縮図の様でいて後の勝利でのカタルシスも強くなる。
高慢な性格を表すのが、そのギザついた凶悪な天狗鼻というのも分かりやすく面白いアイデアだ。
他の少年漫画では不殺の縛りがある『ONE PIECE』の決着が特色だ
初期はトドメ技が印象的であり、キャプテン・クロとの闘いではルフィのルーキーという立場が活かされている
御託を並べる悪い大人に対して加える制裁は、ゴムゴムの鐘という名の"頭突き"だ
活をブチ込む様なヤンキースタイルが魅力である
クイン・ベリルから始まり、セーラームーンの悪ボス達の最期は幹部達を別として、簡素なものが多い。
あくまで倒されるだけのシンプル性を極めた存在とも云えるが、後期の悪役描写では最終的に相手を"救済"へと導く展開がなされた
終盤では最も印象深い強敵であった、セーラーギャラクシアもその1人だ
『復活のF』では時間を巻き戻した後に"不意討ち"という手段でフリーザを倒し、『ドラゴンボール超』では絶対神である全王によって悪役ザマスは無慈悲に消滅させられる
この超常的存在の力を借りた決着は、王道パターンとは明らかに違う変則的な帰結だ
当時はあまり良い評判ではなかったと記憶している
ディズニーアニメは、"因果応報"という形で悪役の最期を印象的に描いた映像メディアの元祖だろう。
短編のトゥーン作品とは違い、長編の『白雪姫』では悪役の"死"が明確に描かれた。
追い詰められた魔女は岩石で小人達を押し潰そうとするが、落雷による足元の崩落で落下しその岩の下敷きとなる。
文学作品では、ドストエフスキーの『悪霊』に登場したピョートルという人物がいる。
カリスマ的人物スタヴローギンを政治に祭り上げようとし、事が失敗に終わると自身は殺人を犯してまんまと逃亡する。
この"裁かれない悪"という悪役の方向性と帰結は、勧善懲悪ではない物語から成る面白さの一つだ。
コードギアス自体はそこまで入れ込んだ作品ではなかったが、其々のキャラクター達の造型はなかなかに良かった様に思う。
特にシュナイゼルの優しそうなお兄さんイメージからの、後半での悪そうな顔で悪役らしいギャップを出してきたのは、ベタだが観てる者のフェティシズムに刺さるやり方だ。
配信では見当たらなかったので、ラクマで「プリキュア5GOGO」のOP主題歌シングルを購入。
やはりこの曲、歴代シリーズの中でも一番曲調と歌詞がカッコイイ。
特にフルで聴くとラストのサビ三連発でかなり高揚感が高まる名曲だ。