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他にも少年ジャンプにはまだまだ印象深いライバルキャラが数多く存在するが、切りがないので割愛しよう。
特にスラムダンクが連載終了をしてからのジャンプ黄金期の節目辺り、90年代中盤から後半にかけて登場したキャラクターが、各々特徴的でまた一味違った魅力と活躍を見せたりした。
『DEATH NOTE』に登場する夜神月とLの対立軸と関係性も注目に値する。
秀才を絵に描いた様なルックスの主役ライトと変人Lの対照的なビジュアルは、ピカレスク漫画である事を踏まえても面白い変化球だ
L亡き後の月の活躍も面白くはあったが、やはりLあってのデスノートであり後の敗北は必然であった
当初は単なるやられ役として考えられていたベジータだったが、その代わりに非道な悪役として登場したのがフリーザだ
後に復活したフリーザは『ドラゴンボール超』で悟空と共闘しベジータを脅かしかねない活躍ぶりを魅せる
ラスボスタイプの悪役が繰り下がって共闘型ライバルになるのが実に斬新であった
第三部で復活を遂げたDlOはジョナサンの子孫である主人公・空条承太郎にとっては一族の因縁から続く宿敵だが、直接的な因果性に関しては希薄な関係だ
ジョジョとディオは青春時代を共に過ごした旧敵であり旧知の仲だと言える。
そんなある種の友情にも近い描写がなされたのはジョナサンだけであった。
ジャンプ悪役で認知度が高く悪逆なイメージも強いのは『ジョジョの奇妙な冒険』のディオ・ブランドーだ。
第一部で主人公ジョナサン・ジョースターの家の養子として登場し、少年期からジョジョと対立を深めて行く導入と其の過程は、紛れもなくライバル関係を見所として描いたドラマだ。
スポ根物で最も出来の良いライバルキャラと云えば『あしたのジョー』の力石徹だろう。
元々は序盤の「少年院編」のみに登場するライバルだったらしく、ちばてつやの初期デザインでは其の方向性が見て取れる。
読者人気により出番が延長されたおかげで、主人公・矢吹丈にとって終生のライバルとなった。
古くからあるトゥーンアニメでは、悪役=ヴィランでは無く"バッドガイ"という腐れ縁の感覚に近い形容で呼ばれる敵役が多い。
ミッキーマウスとピート、ポパイとブルートやトムとジェリー、ワイリー・コヨーテとロード・ランナー等の関係性もまた米国におけるライバルキャラ表現の原型の一つと云える。
アメリカで有名なライバルキャラ表現と云えば『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』のコンボイとメガトロンの対立関係だ。
サイバトロンとデストロンという陣営を率いて闘う宿敵同士の因縁は長い歴史がある。
時代と世界線を変えてまでも同名の別人達が闘うという作品観を跨いだ設定も魅力だ。
ライバルキャラ表現に近いと思しきアメコミヴィランはまだまだ存在する。
ここら辺の区分けや基準は個人によって異なるので、詳しい掘り下げは控えておく事にしよう。
特に下画像のヴィラン達は時代のニーズに合わせて設定改変が行われ、より主人公と近い関係性と反存在としての設定が強調された。
ロングハロウィーンでのハービー・デントはバットマンからすると正義感の強い高潔さを持った信頼のおける仲間であった
信念が打ち砕かれトゥーフェイスと化すその過程は正に優れた"悪堕ち"描写だ。
本来ライバルキャラのイメージが無いトゥーフェイスだが、このロングハロウィーンに関しては別である。