惣流・ドルフ・ラングレン弐号機さんのイラストまとめ

「ライバルキャラ」とは実に面白い区分けをされたキャラクター表現だ
敵対はすれども完全なる敵＝悪役とは違い、主人公と身近に感じられる等身大の描き方をされた"好敵手"といった別名でも呼ばれる

そんなライバルキャラの紀元と成り立ちの歴史を、様々なジャンルから一旦整理してみようと思い立った

#敵だったけど味方になる系で好きなキャラ
ダントツで『ドラゴンボール超』のフリーザ。
最終回を観終わった後は、興奮で色んな所がギンギンになった。
救いようの無い悪辣さを見せた連載当時のイメージを思い返すと悟空とのタッグバトルは衝撃だ

闘いが終わってもやはり悪人は悪人のままなのが良い。

セーラームーンの男性ファンからダントツで人気が高いセーラー戦士はセーラーマーキュリーこと水野亜美だ。
タレ目でおっとりとした性格のショートヘアの女の子というキャラクター造型が、多くの男性にとってはドストライクだったりする。

だが、その点幾原監督と永野護の趣向は大きく違った。

デス・バスターズ編の背景は武内直子の原作漫画準拠の構成だが、アレンジが多かった無印と比べてSは原作への同化の面が強い
無印が少女ロマンの面を魅せていく事とは反対にSで描くのは気高く強い大人の女性像への憧れだ
だからこそセーラームーン勢とは対照的に悪役の女性幹部達は大人の厭な面を見せる

クンツァイトとゾイサイトのカップルは漫画版とは全然違う性格付けをされていたが、何故か其の元ネタがパタリロ!だったりするのが面白い
クンツァイト役にバンコランで人気を博した曽我部和恭の起用や年齢設定も同じで類似している。

バンコランの中性的な顔立ちに曽我部のひっくい声は実にセクシー。