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今までどんな過去を持つ敵でもガンガンブン殴ってきたルフィだけど、その関係性からかウタにだけは手出し出来ない制約がある(美少女は殴れないよね。という性差での理由でなくエースやサボの様な兄弟分としての認識だからか)
このワンピ“らしくない”繊細な方向性を面白いと思わせる作りがまた上手い
『ONE PIECE FILM RED』を鑑賞
これまでのワンピースの様な悪党面した悪役が不在な本作
キーマンである歌姫ウタがどう転ぶか少し不安だったが、メンヘラ系歌い手YouTuberVS麦わら海賊団というウタの敵役としての役割を描ききる
面白い。
ワースト映画、呪われた聖剣みたいにならないでホントよかった
田中真弓の代表作、ワンピース以前の世代では忍たまの、きり丸を思い浮かべる人が殆どなんじゃないだろうか。
次点だと、うる星やつらの竜之介。
ワンピ映画で順位付けするとしたら、1位『スタンピード』
2位『オマツリ男爵と秘密の島』
3位『デッドエンドの冒険』
当時無難な脚本ばかりだったジャンプアニオリ映画の中で、オマツリの異色で尖った作風はかなり突き抜けていた
デッドエンドは無駄を削ぎ落とした活劇としての完成度が今観ても高い。
『FILM GOLD』の悪役テゾーロはこれまでの老齢ボスと違って、中堅所のポジションというのが注目ポイント。派手な服飾と中年らしい脂ギッシュな見た目は良い。
だが拘った裏設定はあまり本編では活かされず、その過去は倒される直前にフラッシュバックで映るのみ。
SWのシキと同じく、没入度が低い。
2012年公開の『FILM Z』は、結構惜しい出来
全体の構成は良いが、ゼットの造型自体は薄く、その悲劇の過去の説明は冗長だった
ワンピに必要なのは、悪人をブッ飛ばすカタルシスなのだ
けど新時代に抗うロートルと、それに対峙するルーキーというコンセプトは、ストロングワールド以上に成功していた。
ワンピのクロコダイル、アラバスタ編だと、権力に溺れて俗物気質なんだけど、白ひげの前で見せた動揺は意外にも「粋な漢」の感じがする。
ワンピの後付け設定はあまり好きじゃないのだけど、このイメージ改変は結構良かった。
ラスボスの魔人ブウはコミカルで頭は弱いが、マスコット的なキャラの中に不気味さを宿していた作り
敵を吸収し知性を身につけよく喋る様になるが、同時に小物臭さも付与された
原始の純粋ブウ時では破壊衝動のみの怪物へと戻る
全編を通して、DBは人間味のある悪役と怪物の差分を描いてきた様に思う。
トレンドに上がっている「弱者男性」という単語、何だか無性にジワジワきて愛おしい
フィクション作品で最も好きな弱者男性キャラクターは、『サイコメトラー』で初登場し後のスピンオフ『でぶせん』の主役にまでなった、みっちゃんこと福島満
社会的弱者だが、女装癖を楽しくやってる姿が見てて楽しい