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#桜花文
桜の木自体の寿命は長く、品種によっては100年以上を誇るものもありますが、桜の花はごく短命です。
美しい桜の花が一瞬咲き乱れ、はかなく散っていくようすを見た古来の人々が、桜によって死生観に思いを馳せたり「神聖なもの」として、桜を崇拝の対象にしたりしていたのかもしれませんね…
#鴛鴦文
雄は美しく背に思羽と呼ばれる銀杏の葉のようなかたちの羽ですあり、雌は全体に地味な色で背部は暗褐色。 『鴛鴦の契』と言われるように、雌雄二羽で仲むつまじい鴛鴦文を夫婦和合の吉祥文様によく用いたのは桃山時代から江戸時代で、能衣束や小袖に多く見られる。
日本では大海原をあらわした青海波文は海がもたらす幸運を呼び起こす文様とされた。青海波と呼称したのは平安時代からで、衣装の文様によく用いられるようになったのは江戸時代である。
江戸時代の中期に青海勘七という塗師が特殊な刷毛で青海波を巧みに描いたことから、この文様が広まりました。
#百合文
日本でも『古事記』や『日本書紀』に百合にまつわる物語があり、“万葉集”にも百合をうたったものが多い。
百合は、古くから観賞用に栽培もされてきた。室内で飾られた記録の残る日本最初の花で、宴の席で頭に巻かれたり、神事にも使われた。
#藤文
古くから愛され、平安時代後期、藤原氏全盛のときに文様として完成され、有職文様のひとつとなりました。
華麗な房状の花が稲穂に似ていることから、豊作を願う花として珍重され、不死にも通じるとされました。
藤立涌、藤の丸、巴藤などがあり、藤を使った家紋も50種類以上あります。
#鳳凰文(ほうおうもん)
吉祥の文様として祝儀の衣装に多く用いられる。
鳥の王と位置づけられ、その雄を鳳、雌を凰と称し、梧桐に棲み、竹の実を食い、れいせんを飲み、美声を発するという。
聖王の出現と共に天下が泰平になると現れ、飛べば百鳥が群れ従うと信じられていた。
#松竹梅文
中国における『歳寒三友』寒さに耐え人生に益し、めでたい、賞すべき、三つの思想に由来。
“松竹梅”が用いられるようになったのは、江戸時代中期頃。祝儀の文様として欠かせない。衣装だけでなく、祝風呂敷、婚礼布団、陶磁器、漆器、家具、建築意匠…生活の様々な場面に文様が見られますね
#葡萄文
蔦に似ていることから、葡萄は文様として古く、栽培の様子は古代エジプトの壁画にも残され、か世界的に広まっていた。西方では生命の木である葡萄は、葡萄唐草文となりシルクロードを経て日本に伝えられ実りの様子が豊穣や多産を意味するとされ、五穀豊穣、子宝祈願のしるしとして貴ばれた。