//=time() ?>
昭和は「幻魔大戦」が出るまで、アニメや特撮で「超能力」って割と鬼門で、作ってる人たちが「超能力をどう描くか」がわかってないから「何かを補佐する能力」しかも「他作品では無しでやってますよね」みたいな描写。唯一「バビル二世」だけが「超能力とは、今風の忍術である」と割り切っていた。
「魔法の天使クリィミーマミ」は前年のミンキーモモのファンには刺さったトゲの様な作品である。「これモモのパクリじゃねぇか!」と思ったが、とにかくクオリティが高い。ミンキーモモの魅力が「はかなさ、物悲しさ」の様な「陰の魅力」だとするとマミは徹底した「陽の魅力」だった。楽しかったのだ。
「超時空要塞マクロス」についてワーワー言うとるが、忘れてはいけないのは「バルキリーの三段変形が滅茶苦茶ウケた」事で、これで一時期「変形合体はオモチャっぽいからやめよう」空気だったリアルロボ達が一気に可変だらけになる。しかも肝の「実在する戦闘機から変形する」は受け継がれないのだった
「聖戦士ダンバイン」は失礼ながら時代の覇者にはならなかったが「異世界転移」「ロボットとファンタジー世界の融合」「メカ感とバイオ感の合体」と日本のポップカルチャーに与えた影響は大きく、アニメよりPCエンジンのゲームとかに「僕の考えたダンバインみたいな作品」を大量発生させた印象。
話をマクロスに戻すと、多分マクロスは80年代の空気感を最初に取り入れたアニメではないか。政治や思想でなく、気分やファッションでキャラクターが動く最初のアニメ。70年代と80年代の端境期を跨いだのがガンダムとマクロスで70年代に軸足を置いたのがガンダムで80 年代に軸足を置いたのがマクロス。
俺の友達で「マクロスは常にその時代の未熟な層に受ける」と言った人がいて、いい所突くなと思ったよ。「未熟」というと言葉が悪いけど、常にその時代の若い人の心を掴む訳で、ファンの年齢層が上がりがちなガンダムとの棲み分けが出来るのもコレかと。
ブルース・リーの死後、残されたフィルムとソックリさんを使い完成した『死亡遊戯』が成功した一因に、カリーム・アブドゥル=ジャバーの出演があると思う。リー自身もジャバーが香港に来ると聞いて本作を企画したという説もあるし『デカ過ぎる強敵』は完全でないにせよリーの不在を埋めるのに貢献した
「ジョーズ」は今に至るまで「サメ映画」というジャンルを作った凄い映画だが、CGなんか無い頃、後追い映画は結構「『ジョーズ』と違って本物のサメを使用!」を売りにしていた。それらを見てわかった。『ジョーズ』はサメが作り物だからこそ迫力があったのだ。本物のサメには芝居が出来ないのだ。
しかし「キャンディ♡キャンディ」という作品は、日本の女性向けコンテンツを大きく変えた、仮面ライダー、マジンガー Z並みに考察検証されるべきコンテンツなのに、著作権トラブル以降、現在は封印に近い形になっているのは残念だ。