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襲色目botさんのイラストまとめ


古典に描写された装束の襲色目を再現してつぶやきます
◆即位礼正殿の儀 装束まとめ min.togetter.com/uGvNSRG

《御注意》
原文に描写のない部分は想像です。全くの素人なので有職故実がなってなかったり、原文の解釈が間違っている場合も多々あると思われます。終始生暖かい目で御覧ください。

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第5回襲色目人気ランキング【細長部門】
第1位『源氏物語』女楽の明石御方
第2位『源氏物語』女楽の紫の上
第3位『源氏物語』女楽の女三の宮

女楽の細長組が勢揃いです。(明石女御は袿部門でランクイン済み。)

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第5回襲色目人気ランキング【袿部門】
第1位『源氏物語』より夕顔
第2位『源氏物語』より女楽での明石の女御
第3位『源氏物語』より野分での玉鬘

自分のキャラを服の色で表現することは平安の頃にはあったのかな。源氏を読んで開眼した人もいたかな。

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『栄花物語』「根合」より中宮・章子内親王が藤原師実に贈った五節の女童用装束。

「中宮より童の装束たてまつらせ給へり。紅の打ちたるに、菊の二重紋のその折り枝織りたる衵、蘇芳の汗衫、竜胆の上の袴。みな二重紋なり。打ちたる袴など例のことなり。瑠璃を紋に押しなど、いみじう尽くされたり。」

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『栄花物語』「根合」より五節の頃の藤原歓子(後冷泉妃、藤原教通女)付女房の装束。

「女御殿、いと重りかにゆゑゆゑしくておはします。五節に、女房、梅どもに濃き打ちたる、青摺りの裳、唐衣など着させ給へり。」

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新嘗祭も近いので、今まで見てきた古典の中から五節の頃に着ている装束をピックアップしてお届けしてみようかな。今日は『紫式部日記』から1008年の五節の女童。今年になって一度紹介してるので、一気に上げます。

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『栄花物語』皇后宮春秋歌合での右方・遠江の装束

「遠江、みな上は白き裏を色々移ろはして、紅の打ちたるに白き織物の表着、女郎花の唐衣、薄の裳。」

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『栄花物語』皇后宮春秋歌合での右方・美濃の装束

「(三日月の形に鏡をして緑の薄物のうはぎ、浪のかたを結びかけたり。)美濃、色々の錦の衣は裏みな打ちたり。象嵌の緑の裳、紺瑠璃の唐衣、これも大堰川を写したり。みな置き口して、袴同じ。五重の打ちたる上に二重紋の表着」

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『栄花物語』皇后宮春秋歌合での右方・出雲の装束。

「出雲、下着おなじ紅葉を打ちて表着は赤地錦、薄青の二重紋の唐衣。袴も同じ紅葉の打ちたる。うはぎも白き。」

藤原成親(平安末期の有名人とは別)女。
袴も紅葉襲だったのかな。おしゃれ~。「うはぎ」は文脈的に裳と考えてみました…。

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『栄花物語』皇后宮春秋歌合での因幡の装束。

「因幡、色々をみな打ちて、青き織物に色々の紅葉を皆織り尽くしたる。蘇芳の二重紋、浮線綾の唐衣。」

因幡は源実基女で、因幡宰相・新宰相の君とも称された模様。寛子入内の時に出仕しているので、彼女とほぼ同年代かな~(20歳前後ぐらい?)

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『源氏物語』「橋姫」より宇治の大君の装束(想像)

「添ひ臥したる人は琴の上に傾きかかりて、「入る日を返す撥こそありけれ、さま異にも思ひ及び給ふ御心かな」とて、うち笑ひたるけはひ、今少し重りかによしづきたり。」

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