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calathea makoyana カラテア マコヤナ、ブラジル東部原産。葉に大胆に描かれたような柄が孔雀の羽根に見えることから「ピーコック・ツリー」と呼ばれることもある。僕には孔雀と云うよりも一本の草木に見える。葉の中の草木は命の中にある宇宙を現しているように見える。
aloe verdoorniae アロエ・ベルドゥーニアエ。スミレだとかサクラなんて名前の女の子がいるんだから、アロエって、名前の女の子が一人や二人はいるんじゃないだろうか?アロエちゃんは怪我して泣いている男の子に優しいが、ちょっと無愛想で取っつきにくい。実は激マブ美人。
Sarah-Ann Drake、サラ・アン・ドレイク、19世紀イギリスの植物画家。同郷の植物学者ジョン・リンドリーの家に住込みで働いていたが徐々にリンドリーの植物学書の図版を描くようになっていた。才能が縁を呼び込むのか、縁が才能を開花させるのか。ランのドラケア属は彼女の姓に由来。
guzmania candy グズマニア・キャンディ、キャンディというよりもかき氷のイチゴミルクの色。人工的なイチゴの色と練乳のねっとりした白。最近はかき氷もいろいろとあるみたいだけれど、子どもの頃の蝉の声が煩く暑い夏の日に駄菓子屋の軒先に座って食べたイチゴミルクが懐しい。
oncidium maculatum オンシジューム・マキュラタム、中南米に分布するおよそ400の種を擁するオンシジューム属の1つ。蘭という漢字は選り分けるを意味する「柬」と守るの意味がある「門」から成り、その上に草冠が着くことによって「良い匂いを閉じ込めた植物」を表す。
芝田美智子 植物を描く画家。フラワー・コーディネーターとして活躍の後、イギリスで三年過ごしボタニカル・アートの世界に進んだ。彼女が描く植物図鑑が見てみたいと思う。出来れば大きくて重い図鑑がいい。図書館の大きな机に広げてゆっくりページをめくりたい。どこかの出版社が企画しないかな。
dendrobium discolor デンドロビウム・ディスコロル、ラン科セッコク属の着生種。dendrobiumの名前はギリシャ語のdendron(樹)+ bios(着生)に由来する。ニューギニア島原産、18世紀のプラントハンター・バンクスの花譜集にもその絵が見られる。
nerine flexuosa 南アフリカ原産のネリネ属の一種。ネリネ属にはおよそ30種があり、園芸種として広く栽培交配されている。花は秋に着けるが、この種の花は少し縮れた感じがフリルのようで何とも可愛い。この花もヒガンバナに似ているためか、日本ではあまり人気はない。
crinum ハマオモト属、約180の種を含むヒガンバナ科の植物。ユリに似た花をつける種もあるので園芸方面ではクリナム・リリーの名前で通用する。神道神事で使用される白い布を木綿(ユウ)と呼んだことから、白く肌理の細かい花をつけたハマオモトの一種を浜木綿(ハマユウ)と呼んだ。
radicchio rossa di treviso ラディッキオ・トレヴィーゾ、あまり馴染みはないかもしれないけれどリーフチコリの一種。チコリの和名「菊苦菜」の通り苦味のあるキク科の赤紫色と白のコントラストが綺麗な葉野菜。「爽健美茶」にもチコリが使われていたりする。