trillium chloropetalum ユリ科エンレイソウ属の多年草。北海道から九州にかけて低地や山林のやや湿った土地に見られる延齢草の仲間。かつては胃腸薬や催吐剤などとして漢方薬に利用されたがサポリンなどの有毒成分を含む。
dendrobium thyrsiflorum デンドロビウム シルシフロラム 中国南部からタイ・ ベトナム、インドの標高の高い地域に原生する蘭。ギリシア語の「デンドロ（木）」と「ビウム（生ずる）」の通り、樹上に着生する。
chassalia boryana アカネ科のカサリア属に分類される植物。アフリカからアジアの熱帯及び亜熱帯地域に分布するおよそ１００種を超える種を擁する属。このカサリア・ボリアナはモーリシャスの珊瑚の木とも呼ばれる絶滅危惧種。
vriesea pardalina インコアナナスの一種、ブラジル大西洋側熱帯雨林の原産。アナナスとはパイナップルのことだが、園芸上はパイナップル科の総称。特徴的な花苞は花のように見えるが実は葉が変形したもの。
bergenia emeiensis ヒマラヤ山脈周辺に見られるヒマラヤユキノシタの一種。厳しい冬のヒマラヤで雪解けを待つ人たちの目にこの愛らしい花はどのように映るのだろうか。小さな花一つに救われる心だってきっとあると思う。
theobroma cacao テオブロマはギリシャ語で「神の食物」を意味し、カカオはアステカの部族の言葉に由来するらしい。2000年以上前には既に食用植物として栽培されており、種子は通貨としても使われ贋金さえ作られたことがあった。
arbutus menziesii マドローナとも呼ばれるカナダやアメリカ西海岸に見られる樹木。家具用材内装装飾材として使われるが、釣鐘型の花も可憐。芯材は薄赤色で、木目は非常に細やか。木質は重硬で木肌は緻密。樹高は30m程。
algerian cream hyacinth で画像検索するとこのような写真が幾つか見付かるが、詳しいことはまったく知らない。ヒヤシンスの原産地は地中海沿岸なので、その一種とは思う。アルジェリアン・クリームってのは色なのだろうか？
arum purpureospathum、サトイモ科のアルム属の多年草。ヨーロッパから地中海沿岸の高地に見られる。同じサトイモ科のアンスリウム同様「仏炎苞」を持つが、虫を閉じ込め受粉の確率を高めるため、その形は筒の様になっている。
武蔵美を卒業し、現在はアートディレクターとして活躍する多田明日香 の「flora 」https://t.co/EELfTFjS5E 。押し花で作られた骨格標本。花は女であると言う多田。だから、この骨格は女性である。