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草木のことさんのイラストまとめ



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子どもの頃から、どうしても梅干を食べることが出来ない。梅酒等は飲めるので梅そのものが駄目という訳ではない。多分、あの萎びた外観が苦手なのだと思う。紫蘇で赤く梅を染めるのも嫌だ。これは江戸時代からはじめられたことらしいが余計なお世話だ。

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トマトは最初に蕾ができると、次に3枚の葉が90度づつ茎を回るようにできる。そして、丁度茎を一周した状態で次の蕾ができるので実は常に同じ方向に着くことになる。17世紀に日本にトマトが伝わった当時はもっぱら観賞用植物として扱われたという。

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浴衣に描かれた草木の柄。牡丹や芍薬は幸福・富貴を、撫子は優美、菖蒲は礼節、桜は豊穣、椿は発展、水仙は知性、藤は繁栄を表す。どうだっていい話なのかもしれないけれど、せっかくの浴衣、「カワイイ」だけではもったいない。

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イザナミノミコトを祀る熊野 花窟神社。その御神体は奇妙な岩壁であり、その向こうは黄泉の国だと信仰された。人々はその岩壁の窟に花を手向けた。人はたぶん「死」が花に満ちた極楽ではないと知っているから、死者に花を供えるのではないだろうか。

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ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ (Pierre-Joseph Redouté)ベルギーの画家、植物学者。ナポレオン1世の皇后ジョゼフィーヌにバラ園の出入りを許されマルメゾン城のバラや他の植物の絵を描く。浪費癖が激しい生活破綻者だった。

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江戸時代、浮世絵などに描かれたサボテン。静岡の龍華寺には推定300年以上になるサボテンがある。当時の本にサボテンが油汚れを落とすと書かれており「シャボン」のイメージと重なり「サボテン」の名の語源になったという。

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レオノール・フィニの「植物学の授業」中央の巨大な花の模型は女性器を象徴している。模型を挟んで立つ二人の関係性もどこか妖しい。硝子瓶はフィニがデザインした香水瓶。J.P.ゴルチェ、絶対これ知ってただろ?

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Steve Casino、アメリカ ペンシルバニアに暮らす彼はピーナッツの殻を使うフィギュア作家。スーパーマーケットの棚に並ぶミスター・ピーナッツを見て育った発想だろうか?ならば、「ふなっしー」で育った子ども達は何を産みだすだろう。

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「きれいな花は、どれもこれも自分の手で摘んでみたい」ファウスト ー ヨハン・ヴォルフガング・ゲーテ
70を過ぎても17歳の女性に恋したゲーテが言うと意味深だ。

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bleeding heart(血を流す心臓)和名ケマンソウ又はタイツリソウ。ケマンとは仏具の華鬘のこと、タイツリとは鯛釣りを表すけれど「ブリーディング・ハート」の方がイメージし易い。特に根茎と葉にビククリン、プロトピンなどの毒を含む。

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