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草木のことさんのイラストまとめ



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Haworthia obtusa ハオルチア・オブツーサ、アロエと同じススキノキ科ツルボラン亜科の多肉植物。水晶に例えられる程に透き通った姿が魅力的。他の多肉植物も透き通ったような状態になることがあるがそれは根腐れして瀕死の状態だから、キレイなんて喜んでいられないがこちらはキレイ。

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Lamium amplexicaule ホトケノザ、春の七草に数えられるモノとは異なりこちらのホトケノザは食用には適さない。葉の形が仏さまの座る蓮座に似ているということからこの名前で呼ばれる。北海道以外の地域で雑草として広く分布するので、子どもの頃花から蜜を吸った記憶のある人も多いのでは。

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Cannabis アサ、大麻草。タイで医療用大麻が合法化された。かつては日本でもこの植物から繊維を得て栄養価の高い実は食用として、また油は燃料にそして医療用にも利用されてきた。江戸時代には三草と呼ばれ重要栽培植物として扱われた。合法、非合法、ヒトの都合だけじゃないかと悪態つきたくなる。

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Angraecum sesquipedale アングレカム・セスキペダレ、マダガスカル・クリスマス・オーキッドともダーウィンの蘭とも呼ばれるアングレカム属の着生蘭。蜜は花の細く奥まった箇所にあるため、この花の媒介者は長い舌を持つに違いないとダーウィンが考え、その後写真の蛾が媒介者として見つかった。

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Spiraea cantoniensis コデマリ、もしくはスズカケの名前で知られる中国からの帰化落葉低木。小手鞠の名前は花の見た目の通り。スズカケノキ(プラタナス)とはまったく異なり、こちらはバラ科の植物。枝ものとして生花でも人気のある花だけど1週間ほどで花が次々と落ちるので飾る場所には注意。

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Illicium veru トウシキミ、シキミの実にそっくりながらあちらは毒物こちらは中華料理などで八角と呼ばれる香辛料として利用される。八角の名前は8つの角を持つ実の形から。アニスやウイキョウに似た香りを持つ。含まれるシキミ酸はタミフルの合成原料の一つ。食べてもインフルエンザには効果なし。

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牧野富太郎 植物学者、理学博士。学歴は小学校中退でありながら、独学で植物分類学を修め東大の植物学研究所助手や講師を務めた。この人の学者然とした写真よりも、植物と一緒に笑った顔がとても好きだ。立派な大学を卒業してもバカな政治家の下にいてはこんな顔出来ないでしょ、官僚の皆さん?

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Trapa natans var. japonica オニビシ、ヒシ科の浮葉植物。東アジアに広く分布し、果実の胚乳に澱粉を蓄えているので食用とされる。オニビシと呼ばれるように、この果実には4本の角のような棘がある。何処だかの忍者村では、この果実を乾燥させ忍者のマキビシと称して販売されているらしい。

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Gustave Moreau、Fleur mystique
パリのギュスターヴ・モロー美術館が所蔵する作品。「神秘の花」もしくは「神秘の百合」と日本では紹介される。白百合の玉座に座るのは聖母マリア、そして百合の下には累々と重なる殉教者たち。純潔の白百合は、彼等の命と血を糧に誇り高く咲き誇る。

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Espeletia エスペレティア、コロンビアの高地に育つキク科の植物。花のない状態を見ると棕櫚か蘇鉄をイメージしてしまうが、花を目にするとなる程キク科と納得できる。空気中の水蒸気を幹に取り込み、その水分を根から地中に返すという。そんなエスペレティアが原地では絶滅を心配されている。

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