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本に向かって走り出す。「本の虫」というよりは「本の猪」。本のことばかり呟きます。 (noteで2022年1月1日から、隔日で書籍紹介。20時更新。⇨note.com/honnoinosisi555) 個別の連絡・依頼はDMの方でお願いします(ときどき、覗きます)。
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「家族の中で、また他者とのつながりの中で、「支配」や「依存」といった関係から自由になるには、またそこに陥らないためには、まず「一人を楽しめる人」になることです。それが一番の方法だと言ってもいいでしょう。」(『正しいパンツのたたみ方 新しい家庭科勉強法』岩波書店、P201)

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「本を買うということは、その本を「未来に読む」というひとつの約束のようなものを買うことだった。借りてきた本には期限がある。そうなると、そこにあるはずの「未来」が、あまりに短くてがっかりしてしまう。一方、自分のものにした本には、限りない「未来」が含まれていた」(『金曜日の本』P71)

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富野監督の「自己教訓」。
「慣れ仕事は気をつけよう。習い性は危険だ。同じことをやっているときは、いつも反芻しろ。反省しろ。それだけのことなのだ。」(富野由悠季『アニメを作ることを舐めてはいけない』より)

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「家の中に家族がずっと一緒にいることでDVや虐待が頻発している。家の中は人間関係が難しいと思っていたが、家こそ、社会的距離が必要な場所だったのだ。他人や外国と共存できるのは、物理的に距離があるからかもしれない」(土屋賢二『不要不急の男』文春文庫、P122)

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「誰でも、自分がこれこそ正しいと思い込んだものにしがみついてしまうのです。それは逆に言うと、誰のものであれ、人のものの見方や考え方というのは、絶対に確実なものではなく、多かれ少なかれ、偏りや誤りがあるということです。」(藤田正勝『はじめての哲学』岩波書店、P105)

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「政府は「すべての女性が輝く社会」と調子のいいことを言うが、待機児童問題一つまともに解決していない。国連からの度重なる勧告にもかかわらず、選択的夫婦別姓制度の導入は無視したまま。女性の側の準備は着々と進んでいるのに、政府は国民の要求に応えていない」(田嶋陽子・文、『冬の蕾』P141)

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「声高に発信したいわけではないんです、実は。みんなに考えてほしいんです、私の発言について。つまり、正直なところ、もし私の発言に心から好奇心を持ってくれる人がいるなら、そのほうがいいですね。」(大坂なおみ・述、『CNN ENGLISH EXPRESS』2020年12月号、P98)

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「本を買うということは、その本を「未来に読む」というひとつの約束のようなものを買うことだった。借りてきた本には期限がある。そうなると、そこにあるはずの「未来」が、あまりに短くてがっかりしてしまう。一方、自分のものにした本には、限りない「未来」が含まれていた」(『金曜日の本』P71)

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「ごく普通の人びとのなかに「霊感」が「ある」人と「ない」人、もしくは「霊感」が「強い」人と「弱い」人がいるという認識は、実はきわめて「近代的」なものなのである。前近代においては、そうした区別が話題になることはほとんどなかった。」(香川雅信『江戸の妖怪革命』角川ソフィア文庫、P267)

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