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「新しいことを知りたい、人の役に立ちたい、モノや仕組みを作りたい、というのはAIにはない、人間の基本的な欲求でしょう。そんな欲求を持つ人間が協力していくことで、地球規模の課題の解決や未来の課題の解決につなげていくことができるにちがいありません」(美馬のゆり『AIの時代を生きる』P191)
作家の山本文緒さんが死去。ご冥福をお祈りします。
「私、思うんだけどね。男だって女だって、人間ならば誰だって自分を高めてみたいものなのよ。そういう欲求っていうのは本能だと思うの。でもやっぱり、いくら熱中したって趣味では自己実現はできにくいのよ。」(『あなたには帰る家がある』P197)
「人間は、どうしてこうも自分勝手なものだろうかと、つくづくあきれてしまいます。子供の時には、親からあれこれ言われて、さんざん嫌な思いをしたくせに、自分が親になると、そんなことはすっかり忘れて、子供たちに小言ばかり並べる。」(重松宗育『星の王子さま、禅を語る』ちくま文庫、P37)
漫画家・佐伯かよのさん死去。ご冥福をお祈りします。
「やるなら とことんやりなさい
一度 選んだ道なら とことん昇りつめてみようじゃないの
どうせ生きるなら 最高のものを目ざしましょう
着るもの持つもの教養も…」
(『錆色蝶々【分冊版】 1』より)
「本を買うということは、その本を「未来に読む」というひとつの約束のようなものを買うことだった。借りてきた本には期限がある。そうなると、そこにあるはずの「未来」が、あまりに短くてがっかりしてしまう。一方、自分のものにした本には、限りない「未来」が含まれていた」(『金曜日の本』P71)
「ウソつきの天才は事実を五、ウソを三いれる。五つの事実の裏づけがあるから彼の三つのウソも効果があり、見破られないのだ。もし彼が事実を一、ウソを五にしてごらん。たちまちにして万事が露見する。」(遠藤周作『愛と人生をめぐる断想』光文社文庫、P147)
「政府は「すべての女性が輝く社会」と調子のいいことを言うが、待機児童問題一つまともに解決していない。国連からの度重なる勧告にもかかわらず、選択的夫婦別姓制度の導入は無視したまま。女性の側の準備は着々と進んでいるのに、政府は国民の要求に応えていない」(田嶋陽子・文、『冬の蕾』P141)
「コメント欄を読むと、公衆トイレの落書きを見ているような気分になることがある。インターネットと公衆トイレの共通点をいくつか挙げることは可能だ。特に、匿名性や、囚われた閲覧者がいる点は共通している。」(ノーレン・ガーツ著、南沢篤花訳『ニヒリズムとテクノロジー』翔泳社、P346)