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「本を買うということは、その本を「未来に読む」というひとつの約束のようなものを買うことだった。借りてきた本には期限がある。そうなると、そこにあるはずの「未来」が、あまりに短くてがっかりしてしまう。一方、自分のものにした本には、限りない「未来」が含まれていた」(『金曜日の本』P71)
「いじめをする人は何よりもいじめる相手に依存している。自分自身だけで満足できる(自足)ことを探す能力がなく、常に他人を必要とするわりに、他人に対して不自由なほど神経質である。」(津村記久子『二度寝とは、遠くにありて想うもの』講談社文庫、P30)
「本を買うということは、その本を「未来に読む」というひとつの約束のようなものを買うことだった。借りてきた本には期限がある。そうなると、そこにあるはずの「未来」が、あまりに短くてがっかりしてしまう。一方、自分のものにした本には、限りない「未来」が含まれていた」(『金曜日の本』P71)
「いじめをする人は何よりもいじめる相手に依存している。自分自身だけで満足できる(自足)ことを探す能力がなく、常に他人を必要とするわりに、他人に対して不自由なほど神経質である。」(津村記久子『二度寝とは、遠くにありて想うもの』講談社文庫、P30)
「SNSを使ってしんどくなった時、念頭に置いておきたいのは、SNSの投稿は虚構(フィクション・つくりごと)だということです。これなら人に見せてもいいかな?と思えるようなごく薄い上澄みが漂っているようなものだと思ってみてもいいかもしれません。」(増田史『しんどい時の自分の守り方』P24)
「苦悩は忘れられないものだが、それは苦悩が過度に意識を満たすからである。そんなわけで、多くの忘れ去るべきものをもっている人は、ほかでもない多くの苦しみをなめた人なのだ。忘れ去るべきものを何ひとつもたないのは、平凡な人々だけだ。」(E・M・シオラン『絶望のきわみで〈新装版〉』P167)
「本を買うということは、その本を「未来に読む」というひとつの約束のようなものを買うことだった。借りてきた本には期限がある。そうなると、そこにあるはずの「未来」が、あまりに短くてがっかりしてしまう。一方、自分のものにした本には、限りない「未来」が含まれていた」(『金曜日の本』P71)
1月20日は、詩人・西脇順三郎の誕生日。
「シムボルはさびしい
言葉はシムボルだ
言葉を使うと
脳髄がシムボル色になつて
永遠の方へかたむく
シムボルのない季節にもどろう
こわれたガラスのくもりで
考えなければならない」
(那珂太郎編『西脇順三郎詩集』岩波書店、P324)
「誰でも、自分がこれこそ正しいと思い込んだものにしがみついてしまうのです。それは逆に言うと、誰のものであれ、人のものの見方や考え方というのは、絶対に確実なものではなく、多かれ少なかれ、偏りや誤りがあるということです。」(藤田正勝『はじめての哲学』岩波書店、P105)