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『Helck 新装版』
懐かしい…そしてやはり面白い…。
人間の勇者ヘルクが「人間、滅ぼそう」なんて言い出す、どう考えても出オチみたいな始まり方で、大真面目なヴァミリオ様がツッコミを入れまくるコメディ漫画かと思いきや、物語の奥底へとグイグイと引き込んでいく展開になっていくのが凄く好き。
『君と綴るうたかた』(第3巻)
雫と夏織の仲が深まった描写からの、二人でトラウマに立ち向かい展開はズルい。こんなのグッとくるに決まってる。
正解なんてないけど、そして4人の感情のぶつかりあってメチャクチャ重たい展開だったけど、雫がやれる最大限のことをやり切ったからこそ、ズドンと来る。
『異剣戦記ヴェルンディオ』(第3巻)
見た目通りのザコキャラであったり、ユルい雰囲気なのにメチャクチャ強キャラであったり、相変わらずキャラのバリエーションが豊かです。猫を肩に乗せるイメージの万能性は異常。
クレオの過去に少しだけ触れたのと、新キャラたちとの今後の話が楽しみです。
『魔祓井さんは僕を狩りたい』
とある秘密を抱えながら生きる男子高校生の嶋田一夜のクラスに、吸血鬼狩りを自称する魔祓井瞳が転入してきたことから物語が始まります。
吸血鬼を狩りたがってる理由が分からないまま、成り行きで吸血鬼を探す二人のやり取りが楽しい。次巻が気になる終わり方でした。
『うしろの正面カムイさん』(第4巻)
相変わらずカムイさんの下半身に対する期待が異常で、見た目最悪の絵面の裏側で少し感動させてくれるストーリーが進行するというギャップ。
「届かない」っていう下らないけど、非常に納得の理由で史上最大のピンチを迎えてしまったのが最高に面白かったです。
『百合の園にも蟲はいる』
転職し名門女子高である聖マルイノ学園に勤務することになった円谷先生と、そのクラスの生徒たちの物語です。
相当重い過去がある円谷先生と自由奔放過ぎる女子高生たちの掛け合いと、展開のズラし方が絶妙で面白すぎる。
そしてズミー先生の一発芸のインパクトがヤバい。
『オカルト研は存在しない!!』(第2巻)
純度高め(?)な百合において本来は不純物となる存在であるはずの豊田くんの存在が、メチャクチャ良いです。
新キャラの加入の仕方が丁寧なのか雑なのか分からないところに、この作品のらしさを感じました。相変わらず、誰も常識枠に当てはまらないのが酷い。
『破壊神マグちゃん』(第7巻)
自由過ぎるウネさんと、力はあるのにお互いが全く協力的でない邪神たちの遭難回が特に好きでした。
あと、桔梗と唯歌の出会いから仲良くなるまでの過去の話と、そして進路という未来の話が、シリアスに寄り過ぎず非常に良いバランスで描かれており、凄く良かったです。
『園宮さんの婿事情』
著名人の子らが通う学校の生徒会長である園宮純礼が不良に絡まれていたところを、他校生の高瀬チカに助けられたことから物語が始まります。
純礼の何気ない一言に反応して表情が変わるチカが、こじらせ過ぎてて非常に良いです。
過去に囚われた二人の絶妙な距離感が素晴らしい。
『春綴る、桜咲くこの部屋で』
5年前の桜の季節に最愛の桜を失い、未だにその絶望から抜け出せない春喜が、桜が綴り続けていた未完成の十年日記を偶然見つけたことから物語が始まります。
今は温かいけど…最後には絶対に切ない展開になるやつ…!
謎も多くあり、美しさと儚さが際立った作品です。