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『破壊神マグちゃん』(第4巻)
第4巻は年末年始、バレンタイン、スキーといった冬の行事が入っています。ウネさんのお陰でラブをコメりかける、珍しい展開になったのが特に面白かったです。
物語の核心に触れる真剣なシーンなのに、どこか抜けて優しい感じがするのがこの作品の良いところですね。
『僕より目立つな竜学生』
長期入院を終えた学が夢見ていた高校生活が始まった日に、遥かに存在感のある竜人のメリアが留学生としてやってきたことから物語が始まります。
純粋なメリアと目立ちたいという下心がありながらも優しい学、そして二人の友人との交流は微笑ましく、優しい気持ちになります。
『西沢5ミリ短編集 元カノに幻想を抱くなバーカ』
ほぼ百合な作品ばっかりが詰まった短編集。基本的に単話ですが、2話続いたり、「その後」があったりします。表題作の「その後」の後ろ扉絵が、幸せそうではあるのですがなかなかに衝撃的。
ちょっと重くて、面倒くさそうな子が多くて大満足でした。
『水曜姉弟』
26歳のトーコと親が再婚したために13歳年下の弟となったナツが、二人の時間が欲しいという両親の為に、毎週水曜日にトーコの家に泊まることになったことから物語が始まります。
ぎこちない二人がノンアルコールで仲良くなり、しっかりと姉弟となっていく様がとても微笑ましいです。
『目々盛くんには敵わない』
ある朝、目々盛くんが目を覚ましたら女の子になっていたことから物語が始まります。
元々からイケメンな性格だったようで、TS後もイケメン女子。
そして幼馴染みの来生との、お前のことはよく分かっている的な言動だったり、冗談っぽく求婚したりする距離感が凄く良い。
『ウィッチウォッチ』
高校生で鬼の力を持つ乙木守仁と、魔女修行から戻ってきた幼馴染みの若月ニコが同居することから物語が始まります。
凄く話のテンポ、流れが良い。
基本的には恋愛ありのドタバタコメディがメインですが、その合間に少しだけ黒っぽいのを匂わせてくるのが流石に上手いですね。
『心の声が漏れやすいメイドさん』
両親の海外出張を機に陽空修次の家へ、思ったことをうっかり口にしてしまうメイドの烏目一柚がやってきたことから物語が始まります。
少しだけ荒い口調の心の声と不意に見せる表情がイイですね。幼馴染みの津雲凪風が出てきて、更にキャラが輝いていった気がします。
『お近づきになりたい宮膳さん』(第3巻)
普段は疎通が絶妙に食い違って思うように近づけない二人が、時折素晴らしいクリティカルを出して一気に近づいていく。特に第3巻ラスト付近の伝え方は直球、でも名指しはしない絶妙さがとてもとても良かったです。
無言のコマが非常に印象的に使われています。
『きび様といっしょ』(第3巻)
終始明るく優しく、そして少しだけシリアスの雰囲気の中で終わりました。
物語開始前から起きていた狐と狸の諍いに対する決着・結論の付け方が面白かったです。弟子がそこで出てくるとは。
師匠の過去から弟子たちの未来へと、綺麗に繋がっていって凄く良かったです。