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『ゲーセン少女と異文化交流』
ゲーセンでバイトしていた蓮司が、とあるきっかけで英国少女のリリーと知り合ったことから物語が始まります。
登場するキャラが主人公の蓮司も含めて全員、感情表現が非常に豊かです。どのキャラもコマいっぱいに、見ているだけで楽しくなるぐらい大きく動いてくれます。
『きび様といっしょ』(第2巻)
緊迫感あるピリッとしたスパイスが効いてる話も多いですが、基本的には優しい雰囲気の中で話が進んでいます。
ファンタジー要素がありつつもノスタルジックな純和風テイストでどこか懐かしく、温かい色使いのフルカラーで、読んでいて心が癒されていく感じがします。
『“かわいい”はキミのもの』
低身長で童顔男子の田丸くんと、長身で無口なクール女子の森永さんのラブコメ物語。
実は可愛いもの好きな森永さんを自分だけが知っているとか、二人だけの秘密を共有していくのがいいですね。
田丸くんは表情豊かで、森永さんは田丸くんへのジェスチャーが可愛いです。
『もし、恋が見えたなら』
他人の恋が矢印として見える春野鳴が、過去のトラウマから逃げるように全寮制の女子高に進学したことから物語が始まります。
親切心で他人の恋路に首を突っ込んで、結果として感謝ではなく恨まれることが多かったのが心の傷になっており、作中でもちょくちょく回想されます。
『紅い霧の中から』
混沌とした19世紀末のイギリスを舞台とした、少年のルワンダの物語。
基本的には暗澹とした雰囲気で物語が進んでいきます。
ごくたまににコミカルな顔が描かれたり、少年らしい恋心を描いたシーンがあったりしますが、その存在のお陰で余計にダークな世界観が引き立っています。
『また来てね シタミさん』
殺人代行業者の「ミミミ観光」のシタミさんが、依頼を受けた地元の名物で悪人を殺す、という物語。
凶器を出さず食べ物を粗末にせず、地元の人に迷惑を被ることがないように配慮しているのが特徴。現場へ行く前に軽くディスって、行ってからちゃんと良さも語ってくれます。
『ふたりエスケープ』
〆切に追われる漫画家の「後輩」が、頼れるニートの「先輩」とともに全力で現実から逃避する物語。
逃避って色々ありますよね。遠出してみたり、夢の世界に行ってみたり、収入があったら一気に散財してみたり。
そしてオチの、現実に引き戻される一瞬が本当に切ない。
『ゾン美少女の藤美さん』
陰キャで根暗な根黒マサヤと、クラスのアイドルの藤美リンネが、滅んでしまった世界で青春を取り戻していく物語。
病弱で家や周りの束縛や羨望の所為で自由に生きられなかった藤美が、ゾンビになって自由になる様と、厭世的な考えを持ちながらも藤美のお陰で生きてきた根黒。
『破壊神マグちゃん』
聖戦で破壊神を封じ込めた宝珠を、田舎町で暮らす流々が海岸で拾いその封印を解いたことから物語が始まります。
破壊神マグ=メヌエクことマグちゃん、キモかわな外見でやたら尊大な言い方のギャップがあってメチャクチャ良い。
言い回しがなんか厨二病患者っぽく心に刺さる。
『こはる はる!』
熊本の、伝統ある応援団に所属する紅一点の物語。
学ラン女子という、ちょっとニッチなところを攻めています。「応援団」がメインですが、人を応援している時もあり青春って雰囲気がとても良いです。1話4Pと短いですが、応援と青春が濃縮されています。
あと熊本弁?が熱いです。