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中村佑介のイラスト教室さんのイラストまとめ


イラストレーター・中村佑介(@kazekissa)の講座専用アカウント。書籍『みんなのイラスト教室』(税込870円)発売中。
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【erico解答⑤】それではここで、ericoさんの今回の作品を見てみましょう。神秘的な雰囲気のある可愛らしい絵ですが、そうですね。確かに僕も、何か物足りなく感じます。それはモチーフ(描かれているモノ)もテーマ(伝えたいコト)も。

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【友香講座21】最後に女の子だけ、若干コントラストを強く(濃い色はもっと濃く、薄い色はもっと薄く)して、ここでアレンジは終了。これでようやく主役らしくなってくれました。

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【友香講座⑳】今度は逆に、花の薄かった部分(白)を少し濃くしてやります。これで遠目にも「花が花だ」と解りやすくなった上、女の子ももっと前に出てきてくれましたね。

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【友香講座⑲】そこで花の濃い部分を一段階淡くします。いかがでしょう。これで女の子が主役らしく少し前に出てきてくれましたよね。

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【友香講座⑱】ただし、まだこのままでは画面上で一番目立つ部分が、コントラスト(濃淡の差)が強く、ビビットなピンク色が置いてある花になってしまっております。花はあくまで脇役で、今回は羽根のついた女の子が主役で目立つべき作品なんですよね。

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【友香講座⑰】それでは次。このままではキャラや花は目立っても、肝心の"羽根"が埋もれたままなので、次に羽根を花と同じピンク→花とは違う水色に変更します。先程変更した背景の効果(差)もあり、これで羽根が大分見やすくなったと思います。

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【友香講座⑯】ここで一旦比較。画面全体が同系色だった元の絵(左)に比べ、変更後(右)の方が、ピンクがよりピンクに、紫がより紫に感じられます。だからと言って背景は主張しない。これが『名脇役』こと中間色の効果です。

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【友香講座⑮】次に画面が単調にならぬよう、背景の下部分にかけて、濃い目の青を乗せます。これは奥行きが出るだけでなく、【暗い→明るい】という変化で【下→上】への視線の誘導を促します。すなわち今回目立たせたかった"羽根"に行きつく訳です。

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【友香講座⑭】まずは背景を、今回の絵の中では使われていなかった中間色(緑)に変えます。こうすることによって、キャラや花が目立つだけでなく、ピンクや紫の美しさも際立ちます。緑の葉っぱがついていてこそ、花はより赤い。ま、そんな感じです。

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【友香講座⑬】それでは絵はこのままに、色の差、濃度の差だけを出して、羽根をもっと目立たせてゆきましょう。

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