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大学で美女をチラ見し彼女に見つかる。「悪かったわね、私が綺麗じゃなくってさ」。悪い、ただの条件反射だ。「もう3年も私だけ。一体どこが気に入ってるの?」。お前は十分可愛いよ。「……ずるいぞ、美形でそゆこと言うな。惚れた弱みで許しちゃうじゃない」。容姿以上に好きなのは、そんなキャラ♥
大学の構内で、彼が美女をチラ見した。さっきは綺麗な脚の子もだ。もう最低。美人じゃなくてごめんなさいね、と私は拗ねる。「悪い、条件反射だ」と謝られた。仕方ない。惚れた弱みで大目に見るよ。「ところでさ、こんな俺のどこがお前は好きなんだ?」と彼にじっと見つめられる。……うん、その容姿♥
また新卒同期の家で飲む。学生時代に失恋し、5年も彼女がいないらしい。「やり方忘れた」と苦笑してる。そうなの? 「マジ。男みたいなお前だからこそ気持ちいい」。終電で帰りかけ、突然の停電に襲われた。翌朝、私は呪詛を吐く。この嘘つき。めっちゃ覚えてたし、気持ちいいって言ってたじゃない♥
「体の音を聴かせて下さい」。見知らぬ中年女性に頼まれる。幸せのお裾分けだと、妊婦の私は笑顔で応じた。幼い頃、心臓が悪かった。名も知れぬドナーが現れなければ死んでいた。みぞおちに耳を当て、女性が涙を流してる。ママ、と体の中から声がした。授かったのは男児なのに、なぜか女児の声だった。
生徒会に後輩男子が入ってきた。つきあって、と備品室に連れていく。役員はサボってばかり。重い机も私一人で運んできた。後輩が「誤解しました」と頭をかく。「つきあって、って言われたから」。腕まくりした太い腕が逞しい。机を抱えた背を見つめ、きゅんとなる。あのさ、次は多分、誤解じゃないよ❤
改選で生徒会に加わった。「つきあって」と先輩に囁かれる。僕は恋愛経験ゼロだけど、一目ぼれされたらしい。頷く僕に「一人きりで辛かった」と俯いた。鍵のかかる備品室で、先輩が制服のボタンを外し始める。さすが年上、急展開だ。腕まくりした先輩が「つきあい感謝。私は書類運ぶから、君は机ね❤」
女子高帰り、同級生がまた男子に告られてた。小柄で巨乳、長い髪。背が高く、貧乳で、ショートの私と全てが違う。冗談めかして時々彼女の胸に触れる。「くすぐったいよ」とはにかむ顔を、やがて異性に見せるのだろう。いいな、恋する相手に困らずに。たった一人の好きな人。私は彼女に想いを言えない。