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【お知らせ】
本日から読売新聞秋田版にて、菅江真澄の特集の連載が始まりました(全5回)。
県内で菅江真澄の足跡を追う人々にスポットを当てるという企画で、私(と中の人)も取材をお受けしました。
翁の著作が藩校明徳館に献納され200年目を記念して。
ぜひご高覧下さい。
https://t.co/5mESilb0Ac
【葬式②】
Rokugo,Misato town
#イザベラ・バード紀行
戒名、逆さ屏風、湯灌。
通訳・伊藤鶴吉の解説のもと、日本の葬儀を詳述する。
故人は急病で祈祷もお詣りする間もなく亡くなったそうだ。未亡人となった女性は白粉と紅を着け、羽織を着込んだ姿はまるで結婚式の花嫁のようだった。《第25報続》
【飴っ子 おこう】
大館市
『おこう』という天涯孤独だが心優しい村娘がいた。
おこうは山津波に巻き込まれた処を田代岳の白ひげ大神に助けられ、白い薬飴を授かる。その時からおこうは病に苦しむ人々を救わんと薬飴を作る日々に没頭し、遂に成し遂げた。それは人の辛苦を解する娘の執念とも言えた。
【八十八潟・九十九島】
にかほ市象潟
#古川古松軒巡見
天明8年(1788)7月1日、世人普く知る象潟はこの地なり。かの松島に続く無双の勝景と称誉せる所なのでじっくりと一望した。
寺(蚶満寺)の境内に象潟を描いた図板を売る人がいたが、その図は甚だデタラメである。騙されんな(意訳)。《巻之三》
遅ればせながら明けましておめでとうございます。
正月きっちり休んだので明日からまた投稿を始めたいと思います。
今年も何卒よろしくお願いいたします。
【巨人・平之の妻】
藤里町藤琴
#菅江真澄の道
藤里には水無沼を一晩で作った『平之』という巨人の伝説がある。
真澄は享和2年(1802)に平之の妻だったという老婆と出会っている。90歳の老婆は若い頃に鰺ヶ沢からこの山里に来て身を固めた、と酒席で語った。《しげき山本》
https://t.co/NPvrsbK73x
【稲庭うどん 熊谷視点】
湯沢市稲庭
#熊谷新右衛門漫遊
稲庭には名物の饂飩(うどん)がある。
藩御用達で鼻高々としているが、今は藩への納入が精々で外売は停止中。看板は御用饂飩本家佐藤吉左衛門とある。《秋田日記》
うどんの売買が無いのはやはり飢饉の影響でしょうか。
https://t.co/Y1bJirM5us
【携帯トイレ】
#菅江真澄の道
真澄の人柄が知れる面白い話がある。
親交のあった波宇志別神社神官・大友直枝は神社宛てに真澄を紹介する手紙を送っているが、『真澄翁は逗留先に迷惑をかけまいと箱入りの便器を持参している(意訳)。』と綴っている。
客人としての立場を解した翁の旅の心得である。