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『西洋骨董洋菓子店(1)~(4)(完)』読んだ。ゲイのパティシエと彼をこっぴどく振った男性が経営する洋菓子店を舞台にした物語。安易な下ネタはちょっと気になるが、個性豊かなキャラクタ達やコミカルな掛け合い、印象的な画面の作り方、全体のストーリーなど魅力的な作品だった。オススメ。
『T子の一発旅行(1)』読んだ。ワンナイトの関係を楽しむために日本へ旅行へ来た台湾人女性を描くエッセイ風漫画。性に奔放な主人公の行動や思考、台湾人女性から見た日本人男性に対する評価など興味深い内容でどこまでフィクションなのかが気になる。ゆるキャラからリアルな行為シーンへの変移面白い。
『双生遊戯(4)』読んだ。巨大ヤクザ組織の跡取りを争う双子の兄弟の異常な関係を描く物語。主人公二人の因縁を描くというよりは、個性的過ぎる面白ヤクザ達の派手なドンパチがメインになっているがこれはこれで楽しい。美麗な作画かつシリアスな雰囲気とふざけた内容のギャップが面白い。
『ハイパーインフレーション(4)』読んだ。贋金を出す能力を持つ少年の姉を助けるための奮闘を描く物語。テクノロジーに関する描写や知能戦における論理展開にハッタリ含めて説得力がある。今巻の一歩一歩前進しながら敵を追い詰めていくストーリー構成もよく練り込まれていた。すごくオススメ。
『株式会社マジルミエ(2)』読んだ。魔法少女の派遣するベンチャー企業に新卒入社した女性が主人公の物語。企業に魔法少女が雇われていたり企業の開発により魔法が生み出されていたり、独自の設定がユニークではあるが、その設定を無理やりストーリーに押し込んだ強引な展開がちょっと気になる。
『カノジョは今日もかたづかない(3)』読んだ。どんくさいけど周囲には見栄を張ってしっかり者に見せようとしている会社員女性を主人公にした作品。依存してくる女性や元彼との綺麗な別れ方など、社会人の恋愛を丁寧に描いてくれている印象。生活力は低いが何事も一生懸命な主人公のキャラクタも良い。
『泥舟に五芒星(1)』読んだ。人間の欲望を叶えてエネルギーを奪う悪魔達と無欲な女性との共同生活を描く物語。女性の周りにイケメン悪魔達が群がって逆ハーレムのような状態になっているが、女性が彼らを意に介さず対応が塩なのが面白い。作画の弱さや設定のわかりにくさはちょっと気になる。
『学校の推せる怪談(1)』読んだ。トイレの花子さんなどの怪異達を「推せる」ようにプロデュースするオカルト研を描くコメディ。可愛らしい絵柄のキャラクタ達がパワフルに暴れまわる雰囲気が楽しい。人間側のキャラクタ達の癖が強くて超自然的な怪異に押し負けていないのも面白い。
『ガールクラッシュ(1)』読んだ。完璧で隙のないかっこいい人を目指す少女がK-POPアイドルオーディションに挑む物語。スタイリッシュなキャラクタの雰囲気とアイドルという題材がマッチしており、ダンスシーンなどの演出はインパクトがある。二人の少女を対比させるストーリー構成も良い。
2022年4月のオススメ新刊漫画その2
大丈夫倶楽部(1)/井上まい
おとなのずかん改訂版(1)/イトイ圭
違国日記(9)/ヤマシタトモコ
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