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『虹色ゲームメーカー(1)』読んだ。ゲームが好きだが友人のいない少女が自作ゲームの公開をきっかけにゲーム作りの世界に足を踏み入れる物語。主人公の秘めたる才能を周りの人々が見つけていくストーリー構成はわかりやすくて爽快。地味になりそうなゲーム製作描写を華やかにする画面演出も良い。
『ヨリシロトランク(3)(完)』読んだ。「殺された人間」があるルールに従うと生き返るように改変された世界を描くサスペンス。クローズドサークルでの殺人事件など、本作の設定を派生させたお話作りはアイディアが面白い。鬼頭莫宏作品らしい現代における倫理観の描き方がユニークな作品だった。
『ニッターズハイ!(1)』読んだ。男子校を舞台に夢破れた失意の少年と編み物王子の異名を持つもう一人の少年を描く物語。キャラクタの手先の動きや網目の細かい部分まで丹念に描写されており編み物という題材に対するリスペクトを感じる。主人公二人の暗い過去とそれを乗り越えるストーリーも良い。
『忍者と極道(7)』読んだ。悪行を限り尽くす「極道」と彼らと敵対する「忍者」との戦いを描いたトンデモアクション。敵対する主役二人の一時共闘展開は熱い。裏で手を引く存在や新しいプレイヤー達をほのめかす描写もあり、スケールが大きくなったガムテ編以降をどう動かすか楽しみ。
『もういっぽん!(15)』読んだ。アニメ化企画も進行中の、一本勝ちの快感を求める小柄な少女を主人公に女子柔道部の奮闘を描く高校部活物。柔道初心者だった南雲が頼れる主力選手になっていく流れは熱い。他校の選手も含めて、各キャラクタの見せ場をきっちり作る丁寧な作風には好感が持てる。
『ドM女子とがっかり女王様(3)』読んだ。理想の女王様を求めるドM女子高生と見た目と違いポンコツな同級生女子を描いたコメディ。頭のネジが飛んだキャラクタ達が繰り広げる気の狂った掛け合いはハイテンポで楽しい。短ページで話があちこち行くのも好き放題やってる感があって良い。オススメ。
『アンデッドアンラック(8)』読んだ。触れた人間に災いをもたらす少女と彼女の能力で死を得たい不死の男を描くバトル物。相変わらず凄まじい速度でストーリーが進んでいく。そのスピードを出すために個々のお話はご都合主義的になる嫌いはあるが、それを上回る世界観の魅力を見せて欲しい。
『僕とロボコ(5)』読んだ。平凡な少年の家にやってきたちょっと変なメイドロボが巻き起こす騒動を描いたギャグ漫画。ジャンプ作品中心のパロディネタはさりげないセリフにも仕込まれていたりと油断ならない。主人公を中心とした個性の強いキャラクタで展開を動かすスタイルはわかりやすくて安心感ある
『オカルト研は存在しない!!(1)』読んだ。オカルトの復権を願う少女と彼女に病的な好意をよせるもう一人の少女を中心としたコメディ。読者がドン引きする一歩手前くらいの際どいネタ選びがユニーク。パワフルなキャラクタ達が画面狭しと暴れまわるハイテンションっぷりが楽しい。オススメ。