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『少年のアビス(6)』読んだ。閉塞的な田舎町に囚われる少年と彼を慕う周りの女性達との関係を描く物語。閉塞的な田舎町の雰囲気と陰鬱な人間関係、それらに起因した醜い争いが繰り広げられる。過去編も挟んで徐々に作品の全容が見えてきたがまだ真意のわからないキャラクタもちらほら。
『紛争でしたら八田まで(7)』読んだ。世界中の紛争地に赴き問題を解決する地政学コンサルタントの女性を描いた作品。舞台となる国の特色をストーリーの中でギュッと詰め込む構成力素晴らしい。比較的最近の世界情勢トレンドもしっかりピックアップされており興味深い内容。オススメ。
『ゴールデンカムイ(27)』読んだ。北海道に隠された金塊を求めて旧日本軍やアイヌ、新選組の残党などが争う物語。これまでの物語の裏側が明かされ点と点が線で結ばれていく本巻後半の鶴見劇場は圧巻。見開きなどの演出面も含めてこれ以上ない構成であり、ここにきて盛り上がり最高潮。すごくオススメ。
『スナックバス江(9)』読んだ。老婆とチーママが切り盛りする場末のスナックを舞台にしたギャグ漫画。30代独身男性に対するあるあるネタという分野においては他の追随を許さない共感性の高さ。勿論他の年代や性別でも共感できる部分もあるはずだが30代独身男性へのリーチが凄まじい。すごくオススメ。
『ゆびさきと恋々(1)~(5)』読んだ。聴覚障がいを持つ女子大生と異文化交流を好む男性との関係を描いた作品。手話などのろうの人達のコミュニケーション手段について尊重した描き方をした上で、その手段を演出として上手く物語に取り入れている。シチュエーション破壊力も抜群。すごくオススメ。
『お嬢様はお仕置きが好き(1)』読んだ。上品であろうとするお嬢様と彼女に様々なお仕置きをする男性との関係を描いた作品。女性からの好意を利用する男性とそれに従いながら快楽を求める女性という二人の関係性がソフトSM作品としてわかりやすい。肉感的な官能描写もしっかり魅力的。
『うるわしの宵の月(1)(2)』読んだ。男性に間違えられる容姿端麗な女子と奔放な男子、二人の「王子」の関係を描く少女漫画。これまで女子として扱われてこなかった女の子がヒーロー側からのアプローチで恋心に目覚めていくストーリー構成良い。グイグイ系のヒーローは古典的ながらわかりやすい。
『にょろにょ~ろ』読んだ。下半身が蛇の少女と不思議な仲間達のヘンテコな交流を描いた作品。ポップでキュートなデザインのキャラクタ達が可愛くて、みっちり描き込まれた画面を眺めるだけで楽しい。シュールで荒唐無稽な掛け合いも独特の雰囲気で癖になる面白さ。すごくオススメ。
『生き残った6人によると(1)』読んだ。ゾンビパニックで孤立したショッピングモールに立てこもる6人の恋愛を描くラブコメディ。安定感のある作画に加えて枠線を活用したトリッキーな画面表現も見受けられた。バラバラな個性を持ったキャラクタ達の描き分けも巧み。ストーリーが今後どう動くか楽しみ。
『昴とスーさん(5)』読んだ。突然身体が縮んでしまった青年とその恋人の女性との日々を描いた作品。主人公が置かれた状況の全様が明らかになり、周囲の人にその説明をする話が今巻のメイン。ちょっと丁寧に描き過ぎている印象だがまぁそれも本作のテンポか。あとはどのようにお話をまとめてくれるか。