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『ジョジョリオン(27)(完)』読んだ。等価交換効果のある木の実を巡る争いが繰り広げられるミステリ色強めなジョジョ第8部。戦闘シーンの分かりにくさ、難解な設定、キャラクタ描写の薄さなど悪かったところは色々あるが、何よりテンポの悪さが作品に入り込めなかった主要因になっていたように思う。
『ハイパーインフレーション(2)』読んだ。ある特殊な力を持つ少年が姉を助けるために一攫千金を目指す物語。真面目なのかふざけているのか判別つかないシリアスな笑いを狙った描写を上手く使いこなしている。癖の強すぎるキャラクタ達や演出力も非常にユニークでオンリーワンの魅力がある。オススメ。
『極主夫道(8)』読んだ。元ヤクザの強面過ぎる主夫と肝っ玉の据わった妻を中心に繰り広げられるコメディ。ややマンネリ感はあるが絵力とシチュエーションの腕力で強引に笑わせにくるスタイルは安定感がある。特装版収録の作中作スピンオフはここまでやるかと思わせる気合の入りよう。
『純情戦隊ヴァージニアス(5)(完)』読んだ。純潔であることで力を発揮できるヒーロー戦隊において少年少女達に混じって浮いてる33歳男性が主人公のコメディ。ノリと勢いで変態を量産しながら突き進んできた本作。4ページ1話で全230話、良くも悪くもライブ感のあるスタイルは最後まで貫かれていた。
『ゲーミングお嬢様(3)』読んだ。「eお嬢様」と呼ばれるお嬢様ゲーマー達の格ゲーを用いた熱き戦いを描いた物語。『ウマ娘』や『壺おじ』など、単話ネタは作者のゲームに対する拘りが垣間見えて面白い。肝心の本編の方は格ゲーの知識全体の内容なのか、ややテンションに着いていきにくい。
『デビィ・ザ・コルシファは負けず嫌い(2)』読んだ。ポンコツな悪魔と彼女に目をつけられた少年が暇つぶしに興じる様子を描くコメディ。独特のキャラデザインとフェチズム溢れる構図が目を引く。主人公の抜けっぷりも可愛らしいが、彼女中心のワンパターンな話が多いのでバリエーションが欲しいところ
『地図にない場所(2)』読んだ。人生に悩む中学生男子と引退した天才バレリーナの交流を描く物語。主人公の少年が周りの人々の気遣いや自身の抱える悩みの本質を知り、少しずつ大人になっていく過程が丁寧に描かれている。バレリーナ女性側の物語の着地点をどこに置くか気になるところ。
2021年8月のオススメ新刊漫画その3
双亡亭壊すべし(25)(完)/藤田和日郎
海が走るエンドロール(1)/たらちねジョン
【推しの子』(5)/赤坂アカ/横槍メンゴ
そのへんのアクタ(2)/稲井カオル
草野と希♨(1)/岩国ひろひと
#新刊会202108
2021年8月のオススメ新刊漫画その2
AIの遺電子 Blue Age(2)/山田胡瓜
くるくるくるま ミムラパン(1)/関野葵
転がる姉弟(2)/森つぶみ
無敵の未来大作戦(3)(完)/黒崎冬子
#新刊会202108