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『映画大好きポンポさん the Omnibus』読んだ。ポンポさん祖父の若かりし頃を描いた中編などを詰め込んだ『ポンポさん』シリーズ5作目。才気あふれるキャラクタ達の魅力やコミカルで可愛いらしい画面、映画創作論の熱さなど短中編であっても本シリーズらしさで溢れている。オススメ。
『コーヒームーン(3)』読んだ。「幸福な一日」に閉じ込められた少女とクラスメイト達との奇妙な日常を描いていた物語。2巻までとはお話が大きく方向転換して面食らってしまった。独特の舞台設定とその中でのキャラクタ達の試行錯誤の様子に魅力を感じていたので、それがごっそり抜けて残念。
『Thisコミュニケーション(1)~(3)』再読。残酷非道な軍人の男と特殊な特性を持つ6人の少女達が人類の敵である怪物と戦う物語。主人公の残忍さと少女達の特殊な設定が噛み合って進むストーリーが非常にユニーク。基本シリアスな中に箸休め的に入るコメディの塩梅も抜群。すごくオススメ。
『夏目アラタの結婚(1)~(5)』再読。児童相談所勤めの男性が死刑囚女性に獄中結婚を持ち掛けるラブサスペンス。灰汁が強くて魅力的なキャラクタ達の駆け引き、ミステリ的情報統制が巧みなストーリー、ハッタリが効いた画面表現など、サスペンスとして非常にレベルが高い。すごくオススメ。
『ダーウィン事変(2)』読んだ。人間とチンパンジーの間に生まれた「ヒューマンジー」の少年が主人公の物語。過激派ヴィーガンとヒューマンジーというトリッキーな二つの題材ががっちり噛み合って魅力的なストーリーとなっている。フィクションにリアリティを持たせる技術も高い。すごくオススメ。
『ナースのチカラ ~私たちにできること 訪問看護物語~(1)』読んだ。50歳で看護師になった女性を主人公に訪問看護の現場を描く医療物。問題のある家庭や協力的でない患者などシビアな現実を生々しく描写しつつ、そこで奮闘する看護師達を通してポジティブなメッセージが伝わってくる。オススメ。
『あせとせっけん(11)(完)』読んだ。汗かきがコンプレックスな女性と匂いフェチな男性との恋人関係を描いた物語。社会人の社内恋愛を丁寧に描いてきた本作として、これまでのエピソードやキャラクタ達もしっかりと登場させたこの上ないハッピーエンド。良い作品でした。すごくオススメ。
『【推しの子】(4)』読んだ。人気アイドルの隠し子である双子の兄妹がそれぞれの方法で母の足跡をたどる芸能界物語。不安や焦りの感情でキャラクタを悩せたフラストレーションをライブシーンの演出で発散させるストーリー構成力巧み。芸能界の裏事情っぽい描写も真偽はさておき興味深い。オススメ。
『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(22)』読んだ。お互い好き合ってるけど自分からは言い出せなかった男女を中心とした生徒会ラブコメディ。コメディとシリアスが入り交じるのが本作らしさであり、今巻ラスト2話なんかはその最たるもの。お家関係の話をどうまとめていってくれるか。
『雨の日も神様と相撲を(3)(完)』読んだ。カエルを神と崇め相撲を価値観の中心に置いた村を舞台にしたミステリ小説コミカライズ。村の奇妙な風習やそれに囚われた少女、殺人事件、恋の行方などが全て相撲と蛙に集約していく奇抜なストーリーながら、全3巻で綺麗にまとまっていた。すごくオススメ。