//=time() ?>
『フールナイト(1)』再読。死が迫る人々を植物に変える「転花」が普及した世界で、転花を管理する人々を描く物語。独特の描線と陰影表現で描かれるキャラクタや背景、コマ割りによる絵力が強い。全体的に暗いストーリーと画面の雰囲気がバッチリ合っていて素晴らしい。すごくオススメ。
『ヒラエスは旅路の果て(1)』読んだ。自殺願望のあるポジティブ少女と神さまを名乗る男、もう一人の不死の男との黄泉への旅を描いた物語。キャラクタの繊細な心理と美しくメリハリ効いた画面表現がリンクして強く心を揺さぶられる。主役三人の配置やバランスも非常に良い。すごくオススメ。
『夏目アラタの結婚(5)』読んだ。児童相談所勤めの男性が死刑囚女性に獄中結婚を持ち掛けるラブサスペンス。謎が謎を呼ぶストーリーはまだまだ二転三転しそうな雰囲気で今後が気になって仕方がない。読者を惹き込む引力がある。ハッタリ効いた画面表現力も大変豊か。すごくオススメ。
『夜と海(3)(完)』読んだ。孤高の美少女と気ままな同級生女子、学校のプールで出会った二人の関係を描いた作品。特異な性格の二人の不思議な距離感を作品通して丁寧に描いてきていたのでラストにも納得。幻想的な画面の雰囲気も合わさって、独特の余韻が残るユニークな作品でした。オススメ。
『デビィ・ザ・コルシファは負けず嫌い(1)』読んだ。腕っぷしは強いがポンコツな悪魔と彼女に目をつけられた少年が暇つぶしに興じる姿を描くコメディ。上の顔も含めて表情豊かな悪魔がダメ可愛い。ハイテンションでテンポよくお話が進むのも読みやすい。フェチ味溢れるキャラ造形も良い。
『最果て寮のベネトナシュ(1)』読んだ。全寮制の高校を舞台に、美術や音楽など一芸に秀でた生徒のいる寮に入った普通科の少年を描くラブコメディ。ラブコメとしてオーソドックスな設定やキャラクタで、目新しさはないものの無難にこなしている印象。ちょっと尖った個性が欲しいところではある。
『神クズ☆アイドル(4)』読んだ。やる気ゼロな男性アイドルと女性トップアイドルの幽霊とのコンビを描いたコメディ。個性的なキャラクタ達の絶妙に噛み合わないやり取りが楽しい。基本ギャグだけどシリアス展開もしっかりしている。挙動不審アイドル達に振り回されるドルオタの姿も滑稽。オススメ。
『明日ちゃんのセーラー服(8)』読んだ。アニメ化も発表された、天真爛漫な中学生女子とその周りの人々をフェチズムたっぷりに描いた作品。天真爛漫な主人公の性格やキャラクタ達の一挙手一投足まで捉えるような画面表現力などは健在ながら、それらの要素にもちょっと慣れてきてしまった感ある。
『東独にいた(4)』読んだ。冷戦時代の東ドイツを舞台に政府お抱えの超人部隊と反政府組織との戦いを描く物語。政治色やロミジュリ的な要素は薄まり、超人キャラ達の人間離れをした戦闘に重点が置かれるようになってきた。新キャラの得体の知れない雰囲気など、面白い画面表現も随所に見られる。
『ドキュンサーガ(2)』読んだ。凄まじい戦闘力を持つが倫理観の欠落した勇者と異形の魔族を従えた魔王との戦いを描くファンタジー。丸々1冊使った魔族側の過去編、ダークでシビアな作品世界の魅力が上手く表現されていた。この展開からどのように1巻の話とその先へのと繋げていくか楽しみ。オススメ。