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2021年3月のオススメ新刊漫画その2
『スキップとローファー(5)』(高松美咲)
『トリリオンゲーム(1)』(池上遼一/稲垣理一郎)
『フールナイト(1)』(安田佳澄)
#新刊を語る会
『この世界は不完全ずぎる(3)』読んだ。とある理由から世界に関するあらゆることを調べる探求者の青年一行の旅を描くメタファンタジー。ゲーム世界の設定を活かすメタ発想が面白く、物語への組み込み方も自然。メタAIの存在など大きな仕掛けをストーリーにどのように絡ませてくれるか楽しみ。
『チェンソーマン(9)』再読。チェンソーの悪魔と同化した欲望に素直な男と悪魔達との戦いを描いたダークファンタジー。この巻から10巻前半まで、これまでの物語の根幹をひっくり返すような展開。描いている方もよくここまで我慢したなと思えるくらいのフラストレーションの解放。すごくオススメ。
『チェンソーマン(5)』再読。チェンソーの悪魔と同化した欲望に素直な男と悪魔達との戦いを描いたダークファンタジー。サムライソードとの戦闘シーン好き。マキマさんがどんな気持ちで映画を楽しんでいるのか想像の余地がある。レゼ編も大好き。デンジは本当に愛らしいキャラクタ。すごくオススメ。
『チェンソーマン(4)』再読。チェンソーの悪魔と同化した欲望に素直な男と悪魔達との戦いを描いたダークファンタジー。アキが作中でも屈指の常識人かつ善人で胸が苦しくなる。作品の良心的な立ち位置だからこその9巻の展開。キャラクタも読者も藤本タツキの掌の上で踊らされている。すごくオススメ。
『Thisコミュニケーション(3)』読んだ。残酷非道な軍人の男と特殊な特性を持つ6人の少女達が人類の敵である怪物と戦う物語。ユニークな設定とキャラクタの個性を活かしつつロジカルに組み上げられたストーリーが良くできている。倫理観に欠けた主人公の行動を納得させる説得力がある。すごくオススメ。
『Dr.STONE(20)』読んだ。全人類が石化した3000年後の世界を科学の力で復興しようとする人々を描いた物語。舞台のスケールが大きくなっても、現代科学に基づくロジカルさと少年漫画らしいハッタリのバランスは絶妙な塩梅で保たれている。スピード感あふれるストーリー構成も素晴らしい。オススメ。
『トリリオンゲーム(1)』読んだ。世界一ワガママな男とPCオタク、二人の青年が1兆ドル稼ぐことを目標に会社を興す物語。バディ物として二人の補完し合う関係性が分かりやすくて痛快。原作作画ともに超有名漫画家であるが、テンポ良く進むストーリーと強い作画が上手く噛み合っている。すごくオススメ。
『フールナイト(1)』読んだ。死が迫る人々を植物に変える「転花」が普及した世界で、転花を管理する人々を描く物語。背景や影など描き込み激しい画面でどんよりとした世界が上手く表現されている。非常に魅力的な絵柄。特異な設定と悲壮感漂うストーリーの雰囲気も素晴らしい。すごくオススメ。