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『Dr.STONE(19)』読んだ。全人類が石化した3000年後の世界を科学の力で復興しようとする人々を描いた物語。ストーリーの大きな流れは着実に進んでいっており良いテンポ。ストーリーと並行しての科学技術の復興も本作の重要な要素であり新キャラの加入で今後それがどのように動くか楽しみ。
『踊るリスポーン(4)』読んだ。死んでもすぐ蘇る少年と彼を病的に愛する少女とのスリリングな恋愛を描くラブコメディ。倫理観のおかしい登場人物達のハイテンポな掛け合いはクセになる面白さ。自由過ぎるキャラクタ達を良く制御できていて感心する。適度に挟まるメタネタも好き。すごくオススメ。
『往生際の意味を知れ!(3)』読んだ。7年前に振られた元カノに執着する男性と彼に奇妙な依頼をするその女性との関係を描く物語。主人公二人の間での主導権争いに加えて、その二人が共闘しての敵との争いも本格的に顕在化。さらに別の思惑を持った人間が介入する雰囲気もありカオスな情勢。オススメ。
『ざんげ飯(1)』読んだ。頻繁に喧嘩するけど夫の作る料理をきっかけに仲直りする新婚夫婦を描いた作品。色々批判はするけど夫の事が大好きな妻と、そんな妻の性格を把握しつつちょっかい出しちゃう夫とのラブラブなやり取りが微笑ましい。結構食い意地はってる妻の食事シーンも可愛らしい。オススメ。
『焼いてるふたり(1)』読んだ。交際0日で結婚したBBQ好きの男性とその妻であるクールビューティな女性との遠距離恋愛を描く物語。食事シーンのキャラクタのリアクションが良く美味しそうな空気が伝わってくる。結婚したのに付き合いたてのような二人の初々しい空気感も甘酸っぱい。オススメ。
『ちくまさん』読んだ。筑摩書房のPR誌「ちくま」で連載していた様々な仕事をする女性が主人公のイラスト+8コマ漫画の書籍化。西村ツチカ先生の恐るべき空間表現力と配色センス、伸びやかな描線がフルカラーで存分に味わえる。パラパラとページをめくって絵を眺めているだけでも楽しい1冊。
『東独にいた(3)』読んだ。冷戦時代の東ドイツを舞台に互いに秘密を抱えたある男女を描く物語。演出過剰な場面もあるが、ベーシックインカムを提示する演説シーンや本巻ラストの宣戦布告など、漫画表現への拘りを感じる。謀略が交錯する各勢力間のやり取りも一進一退で緊張感がある。
『遠田おと短編集 にくをはぐ』読んだ。性同一性障害に悩む猟師の女性とその周囲の人々を描いた表題作を含む短編集。収録作の中ではネットで公開された際にも話題になった表題作がやはり強い。亡くなった母と存命の父の存在が主人公を悩ませる様子がユニークな演出も交えながら描かれていた。
『カナカナ(1)』読んだ。他人の心が読めるせいで人間不信となった少女とピュアな心を持った強面男性との生活を描く物語。疲れた社会人や半グレなどの心が荒んだ人々を達観して余裕を持った主人公達を対比して描く西森博之作品らしい構成。今後キャラクタが増えて物語が広がるのが楽しみ。
『和服な上司がいとおしい(2)』読んだ。広告会社を舞台に、男性会社員と彼の上司になった和服で勤務する女性を描いた作品。現代日本における日常生活での和服の使い方など実用的な知識がふんだんに盛り込まれている。主人公のキャラクタもキュートだが、デキる上司描写がやや薄いように感じる。