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『アンデッドアンラック(4)』読んだ。触れた人間に災いをもたらす少女と彼女の能力で死を得たい不死の男を描くバトル物。独特な舞台設定のスケールの大きさはこれまでにあまり見たことのないレベル。細々とした部分よりも、長期的なストーリー構成に着目して今後も読み進めていきたい。
2020年11月のオススメ新刊漫画その1
『かげきしょうじょ!!(10)』(斉木久美子)
『チェンソーマン(9)』(藤本タツキ)
『ハイキュー!!(45)(完)』(古舘春一)
『おとなりに銀河(1)』(雨隠ギド)
#新刊を語る会
『デーリィズ(1)』読んだ。ヘンテコ女子高生3人組の素っ頓狂なやり取りを描いたギャグ漫画。ツッコミ中心、ツッコミもボケもこなす、ボケ倒す、という3人の役割と個性がかっちり噛み合っており軽快な読み味。シュールでパンチの効いたネタ作りも打率高めでセンスを感じる。すごくオススメ。
『スインギンドラゴンタイガーブギ(1)』読んだ。戦後の日本を舞台に、姉の想い人を探すため上京した少女と彼女が参加するジャズバンドを描く物語。キャラクタの掛け合いがワチャワチャした雰囲気で楽しい。演奏シーンのお祭り感も好き。人々が逞しく生きる姿も良い。すごくオススメ。
『夕凪に舞え、僕のリボン(下)』読んだ。1980年代の小さな漁村を舞台に、女子新体操に出会いのめり込んでいく少年とその家族を描く物語。現代的な価値観からの少々の乖離はあるが、やりたいことにひたむきに挑む息子を家族全員でサポートする姿は涙を誘う。上下巻で上手くまとまっていた。オススメ。
『ミスターズ~私の町のおじさんたち~(3)(完)』読んだ。進学を期に一人暮らしを始めた女子大生と彼女が出会ったおじさん達との交流を描いた作品。個性豊かなおじさん達+女子大生のアットホームなやり取りは最後まで微笑ましく、コンセプトはユニークな作品だった。良いご近所づきあい。
『裏バイト:逃亡禁止(2)』読んだ。超常現象による命の危険がある裏バイトに勤しむ対照的な性格の女子二人を描くホラー漫画。コメディベースの場面から徐々に忍び寄る怪異の恐怖、視覚的にインパクトのある描写、不安を残すオトなど、ホラー中編としてスタイルが確立されており安定感がある。
『デンタルクエスト(1)』読んだ。「日本の歯科医療を変える」と豪語する歯科衛生士の女性を主人公にした歯科物語。歯周病から親知らず、児童への口腔筋指導まで、歯科関係の要素がバリエーション豊かでどれも興味深い内容。お話の中への歯科要素の組み込みもスムースで読みやすい。
『うちの師匠はしっぽがない(1)』読んだ。人間を化かすために人里に降りてきた雌狸が落語家に弟子入りする上方落語物語。デフォルメの効いたキュートな絵柄のキャラクタ達がコミカルに動き回る様子が可愛らしい。落語の空気感やお話の魅力を表現するための工夫もみられて題材へのリスペクトを感じる。
『恋は世界征服のあとで(2)』読んだ。戦隊ヒーローのリーダーと悪の組織の司令官との秘密の交際を描いたラブコメディ。キャッチーでわかりやすいキャラクタ設定にテンポの良い掛け合いなどが上手く機能しており、コメディとして読みやすい。作画も女性キャラ中心にコミカルで可愛らしい。オススメ。